船井電機は、4K対応モデルを中心としたテレビ新製品5シリーズ全11機種の発売を発表。価格はオープンで、6月2日(金)より、全国のヤマダ電機にて独占販売を開始する。
FUNAIブランドの新製品が国内で販売されるのは11年ぶり。今後もライアンアップを強化し、液晶テレビ全体の売上で2017年度は市場シェア5%、東京オリンピックが開催される2020年までに20%のシェア獲得を目指していくとのこと。
独自開発の高画質エンジンを搭載
全11機種のうち、55/49型「6000シリーズ」、65/55/49型「5000シリーズ」、55/49型「4100シリーズ」、43型「4000シリーズ」の8機種が4K/HDRに対応。北米における日本メーカーの液晶テレビ年間出荷台数No.1という実績とノウハウをベースに、4K画質を精彩に表現する独自開発の高画質エンジン『ClearPix Engine』を搭載。
「高色域パネルと相まって、コントラストや鮮やかさを強調しつつも、色飽和を抑えた緻密で高品位な画質で、リアルな色を再現する」と説明している。
全シリーズに録画用HDDを内蔵
全シリーズに録画用HDD(24/32/40型「2000シリーズ」には録画用メモリ)を内蔵し、“2週間まるごと録画”や“一発録画”などの機能が利用可能。フラッグシップモデルとなる「6000シリーズ」は3TBのHDDを内蔵し、BS/CSを含む最大5チャンネル2週間分の番組を“まるごと録画”できる他、ジャンルや出演者の情報を登録すると自動で録画してくれる“おまかせ録画”などの機能も。
スマホとの連携を強化
無料で利用可能な専用アプリを使えば、録画した番組をスマホやタブレットで視聴できる他、外出先から録画予約も可能。リモコンの代わりにスマホで操作することもできる。
純正のリモコンは、ワンプッシュで録画が開始できる“一発録画”ボタンを上部の中央に配置。『Netflix』『YouTube』『dTV』などのインターネットサービスにアクセスできる“ネットアプリ”ボタンも採用されている。
独占販売で20%の市場シェアを目指す
都内で開催された発表会に登壇したヤマダ電機の山田昇会長は、「このプロジェクトにかける想いは人一倍。トップ自らリーダーシップをとって、全社一丸となって汗を流していきたい。日本メーカーとしての信頼に基づき、ブランドとコストパフォーマンスに優れたこだわりを重視しながら両社で企画、商品化し、満足のいく品ぞろえができた。20%のシェアは可能だと思っています」と自信を示した。
船井電機の船越秀明社長は、「2020年に東京オリンピックの開催を控え、テレビ需要の拡大が見込まれる。これからの変化をチャンスと捉え、日本でNo.1のヤマダ電機と組んでいこうと判断しました。北米で最も多くテレビを販売している船井電機が、国内で最も多くテレビを販売しているヤマダ電機と組み、日本でも一番を目指す。実現性は高いと思っています」と、創業者である船井哲良相談役のコメントを代読。また、「来年には有機ELテレビを発売する」と明かした。
なお、今回発表されたラインアップの実売価格については、「お客様に納得いただける価格を提案させていただく予定」と明言を避けたが、流通コストが抑えられることで、消費者が独占販売のメリットを感じられる価格設定が期待される。
船井電機公式サイト:
https://funai.jp/
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