テレビ朝日系列、長野朝日放送と愛媛朝日テレビが初タッグを組んだ、地方発ドラマ『りんごとミカン』が制作発表。佐津川愛美、佐々木萌詠、加弥乃ら、人気上昇中の若手女優が、自然豊かな長野と愛媛を舞台に競演する。
舞台はりんご農家とミカン農園、地方ならではのオムニバスドラマ
ドラマ『りんごとミカン』は、長野のりんご農家を舞台にした『ずくなし』と、愛媛のミカン農園を舞台にした『だんだん』の前後編2本立てで紡がれる55分の物語。別々の話のようで、次第にリンクしていくオムニバスドラマだ。長野編のヒロインは、映画『ヒメノア~ル』の好演で話題を呼んだ佐津川愛美。愛媛編は、映画『チア☆ダン』に出演し、CMでも活躍中の佐々木萌詠が主役を演じる。
長野編『ずくなし』(監督:榊英雄 脚本:根本ノンジ)
【物語】長野でりんご農家を営む夫婦の元に、ある朝、東京で働いているはずの娘が帰って来る。突然の帰省の理由を聞けずに戸惑う家族の物語。『ずくなし』とは長野の方言で”根性なし”の意味。 【出演】佐津川愛美、原日出子、石倉三郎
愛媛編『だんだん』(監督:大澤健太郎 脚本:根本ノンジ)
【物語】東京から来た転校生のハルキは、ある日忍び込んだミカン農園で踊る少女・アカリと出会う。高校のダンス部を離れ、1人踊り続けるアカリの真意とは……?『だんだん』とは愛媛の方言で”ありがとう”の意味。 【出演】佐々木萌詠、加弥乃、佐奈宏紀
豪華共演陣と監督タッグも見どころ
長野編で脇を固めるのは、原日出子・石倉三郎のいぶし銀俳優。愛媛編は、元AKB48の加弥乃と舞台『犬夜叉』で注目を集める佐奈宏紀ら若手の好演が光る。監督も、長野編はドラマや映画で活躍中の榊英雄、愛媛編はCM・PVディレクターとして頭角を現す大澤健太郎という好対照な2人。脚本は『銀と金』の根本ノンジ。趣の異なる2つの物語が、どのように折り重なっていくのかも見どころだ。
ドラマ『りんごとミカン』は、6月3日(土)午後3時から長野、愛媛で先行放送。(※全国放送は未定) ドラマの制作本数が減少している中で、地方局が初タッグで発信するオムニバスドラマの動向に注目したい。
【スタッフ】企画:田中亮 檜垣佳宏 制作:五十嵐圭
エグゼクティブプロデュ―サー:山崎浩二 松友寛 加藤英治
エグゼクティブディレクター:H.Tsukuda プロデューサー:榊英雄 松家健
写真提供:長野朝日放送 愛媛朝日テレビ Age Global Networks
写真撮影:菅原康太
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(執筆者: 荏谷美幸) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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