野村證券は、金融リテラシーの向上を目的としたウェブマガジン『EL BORDE(エル・ボルデ)』(http://www.nomura.co.jp/el_borde/[リンク])を公開。1980年代生まれのビジネスパーソンを主なターゲットに、金融に関する知識や情報が気軽に得られる読み物となっています。
5月11日現在、ウェブマガジンのトップには、映画『ウォーターボーイズ』やドラマ『のだめカンタービレ』などで人気を博した俳優・玉木宏さんや、日本を代表する若手起業家として注目されているメタップスの佐藤航陽氏のインタビューが掲載。80年代生まれにとって親近感の湧きやすい作りが意識されているようです。これなら、「金融リテラシー」と聞いただけでアレルギー反応を起こしてしまう人でも楽しく読めるかも。
その他、リーダーとしての叱り方の極意、ストレスを回避する方法、プレゼンのテクニックなど、80年代生まれに限らずビジネスパーソン一般にとって実用的な記事も満載。
ターゲットどんぴしゃ世代の筆者が注目したのは、「80年代生まれのリアル」と題したコーナー。「80年代生まれのお金の平均値。あなたは、勝ち組?負け組?どっち?」という記事では、金融広報中央委員会の調査データを基に、30代の平均年収と平均貯蓄額を紹介。自分の収入や貯蓄は、同世代と比べて高いのか。30代に突入して職場での立ち位置も若い頃と変わってきた今だからこそ、知っておきたい情報ですよね。
超低金利が長引く中、中長期的な資産形成が80年代生まれ世代の課題と言えますが、同委員会が実施した「金融リテラシー調査(2016年)」によると、資産形成商品に関する正答率は若年層ほど低い傾向にあるとの結果が出ています。同世代の中で自分はどんなポジションにいるのかを確認し、身近なところから金融に興味を持つことが個人資産を形成するための第一歩かもしれません。
ウェブマガジン『EL BORDE(エル・ボルデ)』:
http://www.nomura.co.jp/el_borde/
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