昨年、Google関連の投資ファンドなどから1億2000万ドル(現在のレートだと約130億円)もの資金を集めてシリコンバレーで起業したJuicero Inc.が、画期的なジュースマシンを399ドルで売り出したよ! 有機農場で育った新鮮な野菜と果物を絞ったジュース入りパックを4トンもの力で無駄なく押し出して、たった2分でジュースを作ってくれるすごいマシンだよ!
でもちょっと待って! このジュースのパックを人間の力で押し出してみたらどうなるのかな? というわけで、最先端のマシンに人が挑んでみたところ、驚きの結果が!
【動画】Do You Need a $400 Juicer?(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=5lutHF5HhVA[リンク]
動画を見た人たちの反応
・これじゃジューサーじゃなくて搾り器だよ!
・つまりこの400ドルのマシンは8ドルのジュースパックをコップに搾るだけのものだと。Googleはこんなもんに1億2000万ドルも投資したのか
・その金を俺にくれませんかね?
・おい、歯磨き粉のチューブを搾るいいアイデアを思いついたんだが、誰か金をくれないか
・野菜と果物をそのまま食べた方がいいと思うの
・シリコンバレーは投資家を探している詐欺師だらけだな。これは馬鹿げたベンチャー企業の象徴だ
・なんでジューサーのために包装済みのパックを買うの? それならジュースを買えばよくね?
・この製品のターゲットは君や僕みたいな普通の人じゃなくて、ヨガやフィットネス愛好家とか菜食主義者だからね。ランニング後にお高いカフェで自撮りをアップしてるような意識高い系の健康オタクな。彼らは友人に自慢するためなら画期的なジューサーに大金を投じるのも惜しまないし、それでより健康になれると思ってる。
・君のような勘のいいやつはこの製品を買う資格はない
はい、人の手で搾った方がむしろ早いぐらいで、搾り出せる量もたいして違いませんでしたとさ。これなら普通に5~8ドルのジュースパックだけ届けてくれればいいじゃん! 一応補足しておくと、マシンをネット接続してスマホアプリと連携することで、ジュースパックの賞味期限が切れていないか管理してくれたり、ストックが切れそうになっていることを知らせてくれるおせっかい焼きの機能もあるそうです。それにしても399ドル(当初は699ドル!)は、う~ん……。
クラウドファンディングサイトの『Kickstarter』などでも時々、詐欺まがいの案件が露呈して炎上していたりしますが、このようなスタートアップ企業は有象無象なので、投資する側も見る目を養わなければなりません。筆者の場合、紹介動画がむやみにオシャレな案件は信用しないことにしています。
画像とソース:『YouTube』より引用
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