カルト的なアニメを実写化した米パラマウント・ピクチャーズ作品に対し、世界的に冴えない反応があったにも関わらず、日本のアニメ界をリードする製作会社プロダクションI.G.は、『攻殻機動隊』シリーズの新たなアニメ作品を製作するようだ。
監督には、同シリーズで複数の作品を手掛けてきた神山健治と、映画『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志が名を連ねている。
プロダクションI.G.は新作の詳細を明かしていない。劇場映画になるのか、テレビシリーズまたは他の形式になるのか、タイトルや公開日も含めて不明である。
コミック作家の士郎正宗によって描かれた『攻殻機動隊』シリーズは、1989年に最初のコミックが出版されて以来、長編アニメ映画やテレビシリーズ、ゲーム、小説、OVAを生んできた。
ルパート・サンダーズが監督し、スカーレット・ヨハンソンが主演する実写映画は、押井守が1995年に監督したアニメ映画に大いに着想を得ている。現在までに7400万ドルを稼ぎ、日本では東宝東和によって4月7日から劇場公開が始まった。
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