リクルートライフスタイルが提供する0円からカンタンに使える予約台帳アプリ『レストランボード』。「予約状況の管理をカンタンに行うことができる」などと反響を呼び、2016年11月からサービス開始したオプション機能の利用店舗数は、2017年1月時点で1万店舗を突破。多くの飲食店と関わるサービスとあって、きっと繁盛している(美味しい料理が食べられる)お店をたくさん知っているに違いない!
ということで、『レストランボード』を活用中の飲食店を紹介するこの企画。第2弾は、昨年11月にオープンした商業施設『中目黒高架下』の『ASADOR DEL PRADO(アサドール・デル・プラド)』に行ってきました。本格グリル料理が味わえる人気店です!
希少な炭火焼マシンで調理する絶品和牛
中目黒の約700mに渡る高架下に、計28のテナントが軒を連ねる注目の新スポット『中目黒高架下』。その一画にある『アサドール・デル・プラド』は、牛のオブジェと香ばしい炭火の香りが目印です。
六本木で大人気の『アサドール・エル・シエロ』2号店としてオープンしたこのお店。六本木店と比べるとリーズナブルなメニューも豊富で、一杯からでも気軽に立ち寄って楽しめるカジュアルな雰囲気です。
スペイン風のバルとダイニングがミックスしたような落ち着きあるスタイルも好評で、デートや女子会の他、パーティー会場としての利用も多いのだとか。
お店の一番の特徴は、熱源に炭火のみを利用するスペイン製のグリルマシン“Josper(ジャスパー)”。日本ではまだ数台しかない希少なマシンを使って、スペインの伝統的な調理法である炭火焼きを堪能することができます。
この炭火焼マシンで調理する人気メニューが、『石垣牛トップサイドステーキ』。高火力の炭火と遠赤外線効果で一気に焼き上げます。表面をカリッとさせることで肉の旨味や肉汁を閉じ込め、中はジューシーでふっくらとした仕上がりに。
脂身の少ない石垣牛赤身の味わいを引き立たせるため、岩塩とオリーブオイルでシンプルに味付け。お好みで、しょう油ベースのオニオンソースとガーリックソルトが添えてあります。
しっかりとした歯ごたえの赤身肉は、噛めば噛むほど凝縮した脂の旨味が口の中に広がります。外側のカリッとした食感とともに炭火の香りが鼻に抜け、ガスや電気の熱で調理した肉とは全く別の料理という印象。赤身に蓄えられた旨味が強烈です。噛む喜びとはこのことか……!
「黒毛和牛の原点」とも言われる石垣牛は、都内で食べられる店舗が限られる希少価値の高いブランド牛。クセや無駄な脂がなく、肉本来の旨味が分かります。女子って赤身肉がお好きなんでしょ? こんな料理をサラッと注文できたらきっとモテモテですわ!
『石垣牛トップサイドステーキ』(150g~):2380円(税抜き)
※写真は200gです
手の込んだピンチョスを特製サングリアと共に
お肉が焼きあがるのを待つ間に注文すべきオススメの前菜が『本日のピンチョス 盛り合わせ』。スペイン発祥の軽食として、日本でもパーティー料理でよく見かけるようになりましたよね。
この日プレートに並んだのは、(左から)『スパニッシュオムレツ』、『ナスときのこのトマト煮』、『カプレーゼ』、『パンコントマテ』、『アボカド豚ソーセージとマッシュポテト』。時期によって食材が異なるそうなので、訪れるたびに楽しみなメニューです。
本場バルセロナで人気のピンチョス専門店を訪れたことがある筆者ですが、ピンチョスは手軽に楽しめるファストフード感覚の料理というイメージを持っていました。しかし、この店のピンチョスはとにかく手が込んでいる!
例えば、『パンコントマテ』。パンにニンニクとトマトをこすりつけ、オリーブオイルと塩をふりかけたピンチョス定番のメニューですが、このお店ではさらにチーズと唐辛子をトッピング。ピリッとした辛さと風味がクセになる絶妙なアクセントになっています。これらの組み合わせがいかに神がかっているか、ということを是非ともお試しあれ。
ソーセージに使われているのは、アボカドオイルを混ぜた飼料で育った“アボカド豚”。ステーキと同じくJosperでグリルしたソーセージは香ばしさ満点。余計な味付けが必要ないくらい炭焼きの風味が利いています。さらに、まろやかな味わいのマッシュポテトがソーセージの旨味を大きくブースト。「え、これはソーセージなの?」と、想像していた一口とは違う肉料理が口の中に入ってきたことで、焦りすら覚えますよ!
そして、ピンチョスにも合う人気のドリンクが『季節のサングリア』。リンゴやオレンジなどその時々で旬のフルーツをワインに漬け込んだフレッシュな味わい。自然な甘みを増すためにフルーツも一度グリルし、柔らかくすることでワインに味がなじみやすくしています。フルーツの豊かな甘みと共にしっかりとお酒を感じる一杯。こちらも季節ごとの味の違いを楽しみましょう。
『本日のピンチョス 盛り合わせ<5種>』:980円(税抜き)
『本日のピンチョス 盛り合わせ<3種>』:730円(税抜き)
『季節のサングリア』:580円(税抜き)
『レストランボード』を導入した理由
今回の『アサドール・デル・プラド』を紹介してくれた『レストランボード』は、『iPad』1台で予約・空席管理や顧客管理をサポートしてくれる基本料金無料のサービス。
同店を運営するPB Japanの統括本部長・寺山亮氏は、「予約を受けた時から来店当日の接客まで、一貫してスムーズに対応できるのが便利です。ネット予約を受けた段階でアプリ上に情報が自動入力されるので、予約や空席状況の管理が楽になりました」と利点を挙げつつ、ネット予約を活用するお客さん側にとっても便利なサービスだと説明します。
寺山氏:「『ホットペッパー グルメ』や『食べログ』など複数のグルメ予約サイトと連携できるので、お客様にとってもネット予約の手段が多いのは良いことだと思います。電話が苦手な方もいらっしゃると思うので、予約の煩わしさや抵抗を減らすことができたと思います。実際に、今では電話予約とネット予約の件数が同じくらいの比率になっています」
また、同店では予約表リストを印刷する機能を重宝しているとのこと。
寺山氏:「その日の予約表リストを印刷してキッチンに貼りだしています。スタッフが次の動きを一目で把握できるので助かっています。手書きの場合は内容の変更があると大変ですが、印刷ならスムーズに対応することができます」
さらに、「『Airレジ』と併用して使うことで、より機能性が高まります」と説明しました。
リクルートが提供する『Airレジ』は、小売業や飲食業に必須のレジ業務がスマートフォンやタブレットで行える0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ。会計や売上分析などの豊富な機能が無料で利用でき、コスト面の負担がかからないのが特徴です。
『レストランボード』と連携することで会計が済んだテーブルは空席表示になるなど、予約・空席管理と会計・売上・決済を一括管理することが可能です。
寺山氏:「ビジネス的な視点で言うと、ネットワーク上で情報を管理しているので、店舗と本部で同じ情報を常に共有できているのも便利です。顧客情報の管理も楽なので、店のオープン時からストックしてきたデータを活用して、これからの営業にうまくつなげていきたいと思っています」
注目のスポットにある注目のお店。ネット予約で空席を確認して中目黒へGOです!
ASADOR DEL PRADO(アサドール・デル・プラド)
住所:東京都目黒区上目黒3-5-29
アクセス:中目黒駅徒歩2分
営業時間:月~日、祝日、祝前日11:00~翌2:00(料理L.O. 翌1:00 ドリンクL.O. 翌1:30)
総席数:68席(ソファー席あり、テラス・野外席あり)
『ホットペッパー グルメ』店舗紹介ページ:https://www.hotpepper.jp/strJ001160909/
『レストランボード』公式サイト:
https://airregi.jp/restaurant-board/
(撮影:wosa/おさだこうじ)
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