InstagramなどSNSで公開されている、『お洒落なライフスタイル』の写真の数々。そんな憧れのライフスタイルに近づくための基本ルールを、人気スタイリストで『Sense up 「大人のセンス」でもっと素敵な私になる考え方とテクニック』の著者・窪田千紘さんにお伺いします。今回は「好印象」に見せるための法則です。
ファッションもインテリアも好印象に見せるための法則は共通している
あなたを洗練された印象にするためには、いきなり細かいテクニックを駆使しようとせず、まずは基本の法則を使って「好印象に見える」ことを目指しましょう。
「好印象」に見せるための基本ルールは、ファッションでもインテリアでも同じ。次の10個のルールを取り入れるだけ。
1.ベースカラーは「モノトーン」「紺」「茶」の3色だけ
ファッションもインテリアも、基本はモノトーン、紺、茶の3色だけ。この3色と、濃淡のバリエーションをベースにスタイリングすることが「好印象」への第一歩。
2.色はアクセントだけに使う
基本の3色以外は、すべてアクセントで使います。ファッションもインテリアも、面積の小さいアイテムで差し色を入れると簡単かつ洗練された印象に。
3.柄物は1点だけアクセントに使う
柄も色と考え方は同じ。アクセントや面積の小さいものに使います。シンプルなベースに1ヶ所だけしぼって柄を「差す」のがポイントです。
4.デニムを使えば、こなれ感がアップして自然な印象に
カジュアル全盛の今、デニムは色・素材感どちらの良い点も兼ね備え、こなれ感をアップして自然な印象を高めてくれます。ベースのアイテムとして「いつも使えるもの」として覚えておいて間違いなし。
5.柄はボーダーが一番便利
ボーダーには、時代を経ても古くならないもの。コーディネートがちょっと単調だと感じたり、真面目すぎると思ったりした時にボーダーを使うと、立体感と動きが出ておしゃれな印象に。
6.上質素材はあなたを格上げする
色や柄だけでなく、「素材」そのものもアクセントになります。革やファーなどの上質な素材は、ファッションでもインテリアでもそれだけで存在感があり、「あとは何もいらない」くらいのインパクトが出て、あなたの印象を格上げします。
7.グリーンを上手く使えば、くつろぎ感とお洒落さを一度に手に入れられる
基本の3色以外に使える色、それが「グリーン」。ファッションなら、ベースカラーに馴染みやすい「カーキ」を取り入れて。シャツやトレンチなどスタンダードな形のものにカーキ色を取り入れると、カジュアルになりすぎず大人の印象になります。
8.麻、絹、木、石、革など自然素材を味方につけて
自然素材はスタイリングに自然な風合いと軽さを与えられる優秀な存在で、好感度も高くなります。季節にあったものをセレクトすること、上質で飽きのこないデザインを選ぶことがポイント。
9.ジュエリーなどの光り物はあなたの魅力を一層引き立たせる
ファッションでもインテリアでも、「きらきら光るもの」はその人や空間をより引き立ててくれます。シンプルなコーディネートでも、光り物を加えるだけで、大人の着こなしや空間が洗練され、深みが増すのです。
10.新鮮さと今どき感が出る「文字入り」は外せない
現在世界中で流行している「タイポグラフィー」を取り入れると、普通の着こなしがグッと新しい雰囲気になります。ワンシーズンで着倒すぐらいのつもりで、まずはファストファッションブランドで探してみましょう。
どれも簡単で気軽に取り入れらそうですね。この10のルールで、あなたも洗練された大人の女性を目指しましょう!
『Sense up 「大人のセンス」でもっと素敵な私になる考え方とテクニック[リンク]』(インプレス)
著者:窪田千紘
定価:(本体1,480円+税)
ISBN 978-4-295-00088-4
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