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自民党・小野田紀美参議院議員が「犯罪の要因の一つが漫画」との発言に異議 「もっと党内に味方がほしい」

2017/03/17 08:30 投稿

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自由民主党が2017年03月16日に開いた政調・内閣第一部会・青少年健全育成推進調査会合同会議。ここでは児童の性的搾取等に係る対策の基本計画案についてや、JKビジネスの規制強化の条例案についてなどが話し合われたのですが、性犯罪の要因として漫画を挙げる議員がいたことを、出席した小野田紀美参議院議員が明らかにしています。


内閣第一部会・青少年推進調査会合同会議でした。未来ある子供達を性被害から守ることは本当に大切な事です。勿論今回の議題、児童の性的搾取に係る対策の基本計画案も、JKビジネス規制の条例も、中身は必要な内容で納得なのですが…
中身とは別に一部男性議員達から漫画が要因の1つと発言あり。 pic.twitter.com/zILpYlTroG

— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年3月16日

内閣第一部会・青少年推進調査会合同会議でした。未来ある子供達を性被害から守ることは本当に大切な事です。勿論今回の議題、児童の性的搾取に係る対策の基本計画案も、JKビジネス規制の条例も、中身は必要な内容で納得なのですが…中身とは別に一部男性議員達から漫画が要因の1つと発言あり。

小野田議員はこの漫画を性犯罪の要因とする見方に次のように反論したといいます。

黙っておれず「漫画をはじめ2次元を犯罪の要因としないでほしい。3次元の被害を解消するために必要なのは3次元の規制である。実際の子供達を守るため、実際の子供達に手を出す人間を取り締まることは重要だが、2次元と混同して話すのはやめてくれ」という趣旨の発言をしたところブーイングを受ける

— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年3月16日

黙っておれず「漫画をはじめ2次元を犯罪の要因としないでほしい。3次元の被害を解消するために必要なのは3次元の規制である。実際の子供達を守るため、実際の子供達に手を出す人間を取り締まることは重要だが、2次元と混同して話すのはやめてくれ」という趣旨の発言をしたところブーイングを受ける

さらに、「漫画が全て悪いと言っていないが要因の一つであることは認めるべき」と反論されたと小野田議員は明かし、次のように連投ツイート。


「漫画が全て悪いと言っていないが要因の一つであることは認めるべき」とまた反論を受けました。しかし私は認めません。例えば性犯罪を犯した者の家に漫画があったらそれが要因なのか?じゃあその部屋にテレビはなかったか?ニュースは見ていない?新聞はなかった?それを同様に要因とするのだろうか。

— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年3月16日

「漫画が全て悪いと言っていないが要因の一つであることは認めるべき」とまた反論を受けました。しかし私は認めません。例えば性犯罪を犯した者の家に漫画があったらそれが要因なのか?じゃあその部屋にテレビはなかったか?ニュースは見ていない?新聞はなかった?それを同様に要因とするのだろうか。


例えば、北斗の拳を読んだ時、「いいなぁ!俺もバギー乗り回してやりたい放題ヒャッハーしたいなぁ」と思うか「こんな世紀末が訪れた時、人々を守れるよう力をつけなくては」と思うかは、個人次第。包丁を料理に使うか殺人に使うかは個人次第。責任は全て個人本人の人格にあると私は思っています。

— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年3月16日

例えば、北斗の拳を読んだ時、「いいなぁ!俺もバギー乗り回してやりたい放題ヒャッハーしたいなぁ」と思うか「こんな世紀末が訪れた時、人々を守れるよう力をつけなくては」と思うかは、個人次第。包丁を料理に使うか殺人に使うかは個人次第。責任は全て個人本人の人格にあると私は思っています。

このように、犯罪を起こすのは個人の人格にあり、漫画や周辺の情報や環境に理由を求めないという立場を取る小野田議員ですが、自民党内で同様の考え方をする議員は多くはない模様で、次のようなツイートも。


つらつらと失礼いたしました。どうしても黙っていられず…。もっと党内に味方がほしいです…。
ここからは完全な私見ですが、そもそも本気で2次元を愛している人は3次元なんかに手は出しません。私も3次元に一切興味はありませんし対象外です。そういう感覚は当事者にしか分からないのかもですね。

— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年3月16日

つらつらと失礼いたしました。どうしても黙っていられず…。もっと党内に味方がほしいです…。ここからは完全な私見ですが、そもそも本気で2次元を愛している人は3次元なんかに手は出しません。私も3次元に一切興味はありませんし対象外です。そういう感覚は当事者にしか分からないのかもですね。

小野田議員は、ゲーム・CD制作会社に勤務して広報・プロモーションを担当していたという経歴の持ち主。それだけにコンテンツに対する造詣があり、今回の発言に繋がったといえるでしょう。一連のツイートは1万以上のRTを集めて、主旨に賛同する
声が多く集まっていたほか、「超党派でやってほしい」といった意見もありました。

※画像は小野田議員の『Twitter』より
https://twitter.com/onoda_kimi/status/842167361461469186 [リンク]

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