「俺たちはファミリーみたいなものだ。だが、戦う相手が変わった」
このセリフは、映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』の最新トレーラーで、ファミリーの一員であるドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が仲間を裏切り、ミステリアスなサイバー・テロリスト サイファー(シャリーズ・セロン)がファミリーの拠点を爆破させる直前に、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が発する言葉だ。
映画『ワイルド・スピード』シリーズ8作目となる同作では、前作でそれぞれが別の道を歩んで行った後、サイファーによって犯罪の人生を余儀なくされたドミニクが、ファミリーと彼の妻(ミシェル・ロドリゲス)と対決するというストーリーだ。トレーラーで「選択肢がない」と言っているドミニクは、サイファーがニューヨーク市民に対して大規模な“ハイテク・テロ”を実行する手助けをすることになる。
サイファーの操作する数多くの車が、空を飛び高層ビルから他の車めがけて落下するというプロットは大規模なカオスを引き起こす。アクションシーン満載のトレーラーには、北極圏で魚雷をどうやら素手でかわすホブスの姿もある。さらに、ホブスはドミニクとサイファーを倒すため、かつての敵デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と協力することを余儀なくされ、刑務所でデッカードと手を組むことになる。
2015年に公開された映画『ワイルド・スピード SKY MISSION 』は、撮影中に自動車事故で死亡したポール・ウォーカーが出演した最後の作品だ。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、2006年に公開された映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』以来のウォーカーの登場しない作品だ。
セロンは、ヘレン・ミレン、クリストファー・ヒヴュと共に今回初めて『ワイルド・スピード』シリーズに出演し、タイリース・ギブソンとリュダクリスはそれぞれ、ローマン・ピアースとテズ・パーカーの役で戻って来る。映画『ミニミニ大作戦』、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』で知られるF・ゲイリー・グレイが監督を務める。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、4月14日に米劇場公開する。トレーラーはページ上部から見ることができる。
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ガジェット通信編集部
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