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【森友学園問題】中山成彬元文科相「教育勅語の精神を理解していない」とツイート→推薦文や講演していた事にツッコミ多数

2017/02/28 08:30 投稿

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安倍晋三総理の昭恵夫人が経営する小学校の名誉校長になっていたことなどで物議を醸している森友学園問題。塚本幼稚園幼児教育学園では、毎朝の朝礼において教育勅語の朗唱や「君が代」を斉唱するといった愛国教育を行っており、運動会で「安倍首相がんばれ」と園児に連呼させていたことが教育基本法に抵触するという指摘を受けて、安倍総理も国会の答弁で「私は適切でないと思う」と述べる事態になっています。

そんな中、中山成彬元文科相が次のようにツイート。


大阪の「森友学園」が小学校設立に国有地を格安で払い下げて貰い、首相夫人を名誉校長にし、「安倍晋三記念小学校」の名目で寄付金集めをしていたことが問題になっている。私も園児に教育勅語を斉唱させている幼稚園ということで視察したことがあるが、経営者自身が勅語の精神を理解していないようだ。

— 中山なりあき(中山成彬) (@nakayamanariaki) 2017年2月25日

大阪の「森友学園」が小学校設立に国有地を格安で払い下げて貰い、首相夫人を名誉校長にし、「安倍晋三記念小学校」の名目で寄付金集めをしていたことが問題になっている。私も園児に教育勅語を斉唱させている幼稚園ということで視察したことがあるが、経営者自身が勅語の精神を理解していないようだ。

塚本幼稚園のサイトによると、中山元文科相は2008年11月15日に「日教組の影と功罪」と題した講演を実施。また推薦文も寄せていましたが、現在では削除されています。

こういった経緯もあり、「幼稚園のことをよく知らずに推薦文を出したのか」「都合が悪くなって逃げるのか」といった批判が集まり、「“保守”じゃなくて“保身”」と皮肉る声もありました。

ちなみに、教育勅語が定められた明治時代から戦前にかけては、祝祭日に学校で行われる儀式で校長が奉読するのを生徒達が頭を下げて聞くというスタイルが一般的だったといいます。とりわけ1930年代には軍国主義のもと神聖化され、教育勅語の写しは天皇・皇后両陛下の写真と一緒に「奉安殿」に保管されるなど、特別な扱いをされていました。このため、1948年に国会で廃止されています。

時代錯誤とも取れる森友学園の教育方針ですが、とりわけ現職総理大臣の支持者としての側面が強く、しばらくは国会でも議論が続きそうです。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/nakayamanariaki/status/835635922322403328 [リンク]

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