米ワーナー・ブラザースは、DCコミックスのキャラクターをベースとした実写版映画『Nightwing(原題)』を開発中だ。映画『レゴバットマン ザ・ムービー』のクリス・マッケイ監督が、同作を監督する交渉段階にある。
ナイトウィングというキャラクターは、スーパーマンの使用する別名として1963年のDCコミックスに初めて登場した。クリプトン人の住むビン詰めにされた都市カンドールを舞台とする物語だ。ディック・グレイソンがロビンというアイデンティティを捨てた際に、自警団のキャラクターとしてナイトウィングが再設定された。マイケル・セラは、『レゴバットマン ザ・ムービー』でディック・グレイソンとロビンの声を演じている。
映画『ザ・コンサルタント』の脚本家ビル・ドゥビュークが、『Nightwing(原題)』の脚本を執筆する。このプロジェクトは、2013年公開の映画『マン・オブ・スティール』、2016年公開の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、映画『スーサイド・スクワッド』に続き、ワーナーによるDCユニバースの一角を占める。今後公開が予定されるDCユニバース作品には、ガル・ガドット主演の映画『ワンダー・ウーマン』(6月2日米劇場公開)、映画『Justice League(原題)』(11月17日米劇場公開)、ジェイソン・モモア主演の映画『Aquaman(原題)』(2018年10月5日米劇場公開)がある。
スタジオは『スーサイド・スクワッド』の続編と、DCコミックの女性悪役だけを集めた映画『Gotham City Sirens(原題)』、マーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインを主役とする『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ作品、そして、マット・リーヴス監督によるベンアフレック主演の映画『The Batman(原題)』、映画『Shazam』からブラック・アダムをスピンオフしたドウェイン・ジョンソン主演の作品、フラッシュとサイボーグキャラクターをベースとするプロジェクトを開発している。
マッケイ監督は、『レゴバットマン ザ・ムービー』で長編映画の監督デビューを果たした。同作は公開から12日間で、米国内で1億1000万ドル、海外では7200万ドルの興行収入を獲得している。マッケイ監督は、アニメーション映画『LEGO(R)ムービー』の共同監督を務めた。
ドゥビュークは映画『ジャッジ 裁かれる判事』、映画『A Family Man(原題)』などの作品を手がけた。
マッケイ監督はUTA、ライズ・マネジメント、モリス・ヨーンを代理人としている。ドゥビュークはCAA、ゼロ・グラヴィティ・マネジメント、ブルーム・ハーゴットを代理人としている。
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