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1990年代後半~2000年代前半のヴィジュアル系全盛期に活躍した2バンド、PIERROTとDIR EN GREYが初の2マンを7月に横浜アリーナで開催する。その場内マップ(座席表)が公式から発表され、話題となっている。

公開された場内マップは「戦場マップ」と題され、ステージを「危険地帯」、客席には「前線基地 緩衝地帯」、「非武装地帯」、「平和維持軍使節団本部」、「平和維持軍駐屯地区」、「キャンプ」と、戦場をイメージした座席表を展開。

また、「箱庭の楽園」、「鬼門」、「刹那国跡地」、「アドレナリンの海」など、それぞれのバンドの曲名や歌詞から引用されたワードも名称として散りばめられている。

昔からファンの対立が噂されていたこの2バンド。今回のライブイベント『ANDROGYNOS』は、それぞれのバンドの曲名の『メギドの丘』、『アクロの丘』にちなんでサブタイトルがつけられていることもあり、ファンの間では“丘戦争”などと呼ばれ盛り上がっていた。

公式自ら戦場認定してきた会場マップを見たファンは、

・丘戦争の会場図怖い
・ライブ参戦というか出兵
・考えれば考えるほど戦争待ったなしだし、バトル・ロワイアル始まってもおかしくない
・いつの間にか壮大なサバゲーになってる
・横浜アリーナのライブチケットは、言わば「召集令状」だよね。 赤紙だよ
・てっきり平和条約結んだ感じかと思ってたけど 部族対戦するみたいなマップになっててわろた
・公式の煽り具合いが予想の斜め上をいってる
・もはやヴィジュアル史に刻まれる最狂の図面きた

公式自らのネタを楽しむ人もいれば、「公式の拗らせ具合が半端ないんだけど」と困惑する人も出ている。

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以前、SEKAI NO OWARIのライブ会場マップが「天空橋」や「鬼屋敷三番街」、「ゲテモノ横丁」、「とまと区」など、中二病過ぎる! と話題になったこともあったが、それとはまた違う中二病全開の座席表。

「※上記マップのエリア名称はあくまでもイメージです」の注釈があるので、この名称が座席名、エリア名になるかどうかは定かではない。

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今回の2バンドでのプロジェクトが発表された際に、自ら「破壊的融合」と銘打っていたりと、全盛期のヴィジュアル系界を牽引してきた独自の世界観は健在であることを見せつけた。

ちなみに、この戦場に行くためのファンクラブ会員限定の特別(VIP)チケットが、8万円と6万円という高額設定で発表されたことでもざわつきが起きた。

※画像はANDROGYNOS公式サイト、SEKAI NO OWARI公式サイトより。

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