アルコール6%の飲みごたえに糖質ゼロの機能が備わったアサヒビールの新ジャンル『クリアアサヒ 糖質0』が、2月21日から『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』にリニューアル。技術革新により、麦の使用量を30倍に増やして味わいを高めたという『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』を、アサヒビール本社で一足先に試飲させていただき、前製品『クリアアサヒ 糖質0』と飲み比べてみました。
会議室に通されたガジェット通信取材班。まずお話を聞いてから試飲を……と思っていたところ、「さっそく最初に飲んでみましょうか」とアサヒビールの皆さん。さすがビール会社の社員さん、話が早い! というわけで取材は『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』の乾杯からスタート。
取材に対応いただいたのは、アサヒビール マーケティング本部マーケティング第一部副課長の山田秀樹さん。『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』の特徴として、「後味はすっきり残しながら麦らしい味わい、コクがあり、アルコールのボディ感があります」と語り、ふだんビールの糖質を気にしている人は「我慢しないでこちらを飲んでほしい」と力説します。
まず、その味をしっかり味わってみましょう。
アルコールのどっしりとした飲みごたえと両立した麦のコク、そして何よりこのスッキリしたのどごし! 会議室の眺めもいいしサイコー!
缶に「国産ゴールデン麦芽一部使用」とプリントされているように、アサヒビールの糖質ゼロ製品では初めて国産ゴールデン麦芽を使用。輸入麦芽と比べて麦のエキス分が多くなるそうで、麦らしい、穀物感を感じる味わいに。アロマホップも使用し、上質な香気を持たせています。
糖質ゼロにするには、麦をなるべく入れないのが手っ取り早い方法。なぜ麦の使用量を30倍に増やしても“糖質ゼロ”を実現できたのでしょうか。「麦芽量を増やしつつ、糖質計算に関与するすべての成分の精密制御技術を確立しました。これにより、糖質ゼロを担保したうえで麦由来の飲みごたえを飛躍的に向上させたのです」と山田さん。
具体的には、麦芽の使用比率を上げていきながらも、糖質が比例して上がることなく、一定幅で糖質ゼロを保ったままにできることを発見したのが技術的なポイントなのだとか。これが「固定概念を覆すイノベーションになりました」(マーケティング本部 広報室の吉岡仁さん)とのこと。
前製品『クリアアサヒ 糖質0』と飲み比べてみました。『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』を飲んでしまった後では、『クリアアサヒ 糖質0』は味の厚みが薄い印象。アルコールの飲みごたえはあるので、どちらかと言えばライトな味わいに感じます。一方、『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』は、麦の使用量が30倍という事実を聞かなくても、穀物感のある味わいとコクを感じられます。
ターゲットは「味で機能性商品を選ばれるお客様」(山田さん)とのこと。どんな料理に合わせて飲んで欲しいか聞いたところ、「脂質の多いものを食べながら、気にせず飲んでください」(山田さん)と頼もしいお言葉。糖質を気にして、ビールをチビチビ飲んだり減らしている人は、一度こちらを気にせず楽しんでみてはいかが。『クリアアサヒ 贅沢ゼロ』は2月21日の発売です。
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