2月11日より、『プリティーリズム・レインボーライブ4週連続一挙上映会』がスタートしました。この企画は『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(以下『キンプリ』)応援上映の聖地といっても過言ではない、新宿バルト9の10周年記念特別企画として実施されています。昨年、多くのファンを魅了し、リピーターが続出した『キンプリ』の元となる作品『プリティーリズム・レインボーライブ』とあって、チケット販売日にはなんと4週すべてが約10分で完売。スクリーンの追加が急遽決まるなど、3年前に放送終了した土曜朝10時のアニメとはとても思えない人気ぶりです。
4週連続となる一挙上映会の初回となる2月11日には、菱田正和監督とシリーズ構成の坪田文さんが登壇し『レインボーライブ』制作時の思い出などを語りました。菱田監督と坪田さんのトークも、もちろん大変興味深かったのですが! 今回はチケット戦争に勝利し、会場で鑑賞することができたので『キンプリ』視聴者向けの『レインボーライブ』見所などを紹介して行こうと思います。
『レインボーライブ』伝説は静かに始まった
さてさて、一挙上映の1週目。まずは13話まででした。第1クールでは、彩瀬なる、福原あん、涼野いとの出会いや、ライバルとなる蓮城寺べる、森園わかな、小鳥遊おとはのエーデルローズ組3人と出会う始まりの章という展開でした。まだ謎の少女でしかないりんねが今後どうなるのか、非常に気になるところですが、りんねが発する不思議なオーラの片鱗もご覧いただけたと思います。
上映会中はライブ中のみ、応援を許されていたのでみんなで光る棒応援をしました。といっても、序盤はほとんど『BOY MEETS GIRL』でしたが。『キンプリ』でふと放たれた「みんなでいつもの“BOY MEETS GIRL”」というフレーズが頭をよぎります。キャラクターがそれぞれのマイソングを披露し始めてからは、応援にも力が入っていたように感じました。それにしても、オープニングとエンディングも応援OKと言われて、即座にエンディングのPrizmmy☆楽曲にも対応しているあたりさすが“エリート”のみなさんという感じ。2週目のエンディングはi☆Risなのでこちらも楽しみです。
1クールだけでしたが、『キンプリ』から興味を持って『レインボーライブ』を初めてご覧になる方には色々と衝撃的だったのではないでしょうか。『キンプリ』に出演しているキャラクターたちがほとんど出てこないこと、伏線が散りばめられまくっていること。『レインボーライブ』視聴済みの友達から「『キンプリ』好きなら『レインボーライブ』も見たほうがいい」とオススメされていた、あるいは観てくれとお願いされていた意味が少しでも伝われば良いかなと思っております。かくいう自分も色々な人にプリズムの煌めきを広めて来ました。特にBlu-ray発売以降は、初見の人と一緒に観ながら「これどういう意味?」という疑問に対して「これは『レインボーライブ』でこういう展開があってね!」と言えるシーンが多いことに気づかされました。
原作が放つ“プリズムの煌めき”
『キンプリ』組には是非3話は観ていただきたくて、寂れる前のエーデルローズの姿やOver The Rainbowのライブ会場を用意してくれた北川さんなど、話のつながりを意識させられる回となっています。とはいえ、やはり『レインボーライブ』の魅力はガールズにあります。それぞれに悩みを抱えた女の子たちが、仲間やライバルと出会って成長していく姿を見守るのが初見の楽しみ方だと思います。だって、あんなに男子が目立つとはテレビ放送時には思っていなかったんだもの! ダンスバトル対決や、コウジの曲にまつわるエピソードは、放送時にはサブ中のサブくらいの話だと思っていたんですよ。それがなんですか、この盛り上がりは! 映画を2本もやるとか聞いてない! ずるい! ガールズももっと取り上げてよ!! というような感じなんです。2周、3周観て気がつくことも多いのが『プリティーリズム・レインボーライブ』の魅力でもあるでしょう。
全体的に『プリティーリズム・レインボーライブ』の上映会という雰囲気が出ていて、『キンプリ』の第1週目上映の気分を思い出させてくれました。声を出して言いたくなるセリフや、ツッコミ入れたくなるシーンなども多い中、ドラマパートではしっかり鑑賞していたのもエリートのみなさんという感じです。物語の鑑賞会という雰囲気でしたが、ギャグパートではしっかり笑い声も聞こえてくるのが流石です。
という感じで、ひっそりと鑑賞してまいりました。今週は2クール目。物語が着実に進むのを実感できる期間だと思います。観たかったけどなかなか観る機会に恵まれなかった方は、(どうせいつかは観るんだから)この機会に一挙に観てしまうのをおすすめします。ちなみに、10分で完売したチケットですが、実は追加分も発売中で、まだチケットに余裕があるようですよ。周りにいる人たちもみんな作品のファンなので、安心して観られますよ。そうそう、休憩もちゃんとあるのでご心配なく。深夜ですが時間なんて気にせず観てしまい、朝方になって「プリズムショーはなんて素晴らしいんだ!」と思うこと間違いなし。スケジュールはバルト9のウェブサイトで確認してください。
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ガジェット通信編集部
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