ガジェ通

映画『13日の金曜日』のリブート版、パラマウントが製作を断念

2017/02/10 23:30 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
friday-the-13th-release-date.jpg

米パラマウント・ピクチャーズが、数年にわたって企画してきた象徴的なホラー映画『13日の金曜日』のリブート版から手を引いた。

2月6日、パラマウントは10月13日に予定していた本作の公開予定を取り下げ、そのすき間をジェニファー・ローレンス主演の映画『mother!(原題)』で埋めると発表したが、それ以上の説明はなかった。複数の情報筋が本誌ヴァラエティに語ったところによると、同社が手を引いた理由は複数ある。2100万ドルの予算で製作したホラー映画『リング』のリブート版が、1300万ドルという失望的なオープニング週末興行成績を記録したことや、ニュー・ライン・シネマへの不明瞭な権利の復帰などだ。

『13日の金曜日』の主な撮影は、10月の公開予定に間に合わせるため、ブレック・アイズナー監督によって春先に開始することになっていた。マイケル・ベイ監督の制作会社プラチナム・デューンズが、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラーらと共にプロデュースする予定だった。

2009年にニュー・ライン・シネマと米ワーナー・ブラザースが公開する予定だった、シリーズ13作目の脚本を映画『プリズナーズ』の脚本家であるアーロン・グジコウスキが書いた。この契約の中に、ワーナーが共同プロデューサーとして映画『インターステラー』に参加することを認める内容があった。
最終的に、ワーナーは映画『インターステラー』には参加したが、プラチナム・デューンズにファーストルック契約が付加されている『13日の金曜日』の権利は、パラマウントに譲渡していた。

『13日の金曜日』のシリーズは、幼少時代にクリスタル・レイクのキャンプ場で溺れさせられた、ホッケー・マスクを被り、誰も止めることができない殺人鬼、ジェイソン・ボーヒーズとともに1980年にスタートした。パラマウントは2015年に公開を予定していたが、複数回にわたって延期していた。

カリフォルニア州は8月2日、映画の製作を同州に留めるため、拡大的なインセンティブ・プログラムの一環として、製作に560万ドルの税額控除を与えた。180日以内に撮影を開始することが条件となっていたが、期限はすでに切れている。

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
ガジェ通

ガジェ通

ガジェット通信編集部

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

ガジェット通信プレミアムチャンネル

ガジェット通信プレミアムチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細