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ふだん身に着けている腕時計。時刻を計るだけなら、スマートフォンでもスマートウォッチでも大丈夫。けれども、過酷な環境では補いきれない機能ももちろんあります。今日紹介するのは、アウトドアに必要な機能がぎゅっと詰まった高機能腕時計『LAD WEATHER SENSOR MASTER III』です。
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搭載されたスイス製センサーが実現するのはこちらの機能。

・距離、速度、歩数、運動時間、消費カロリーの計測/管理
・高度計、高度アラーム
・気圧計
・デジタルコンパス
・気温表示
・天気予測、ストーム(嵐)アラーム

もちろん、通常の時刻表示やワールドタイム、アラームや時報、カウントダウンタイマーも備え、耐水性は100m防水とかなりの安心感。今回のレビューでは、一部、“アウトドアの過酷な状況”での使用も想定して撮影してみました。では、機能を順に追っていきましょう。

外観をチェック

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重さは65gと程よい重量感。『SENSOR MASTER III』は電池交換型。『LAD WEATHER』の刻印がされた裏蓋はネジ止め式です。ベルトはポリウレタン製。曲線を主体としたデザインで手首にしっかりとフィットします。ベゼル部分はアルミニウム製、風防はミネラルガラスです。
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『センサーボタン』で各種機能に切り替え

盤面左上の『センサーボタン』を押すごとに「現在時刻」→「トリップモード」→「気圧計モード」→「コンパスモード」に切り替わります。

また、盤面左下『モードボタン』では、「現在時刻」から「アラーム」、「タイマー」、「ワールドタイム」への切り替えができます。
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「現在時刻」の状態から盤面右上の『スタート/ストップボタン』を押すと、現在時刻の表示はそのままに盤面上部の『ファンクションディスプレイ』の部分が切り替わります。切り替わり順は「曜日」→「気温」→「高度傾向グラフ」→「海面気圧傾向グラフ」となっています。
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盤面の右上には、気圧の変化を元に今後の天気予測を5つのアイコン(晴れ・晴れ時々曇り・曇り・雨・嵐)で表示してくれます。天気予測という形でもわかるのはありがたいですね。
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行程を記録する『トリップモード』

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『トリップモード』では年齢や性別、身長、体重、目的地に関する情報(スマートラップや高度アラーム)を入力することにより、距離計、歩数、消費カロリーなどの表示を行えます。『トリップモード』の状態で、盤面右上の『スタート/ストップボタン』を押すと、盤面上部『ファンクションディスプレイ』の部分が「歩数」→「旅の経過時間」→「時速」→「消費カロリー」→「高度」→「記録」の順で切り替わります。
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また、最高高度や、時間と高度のデータを“トリップポイントデータ”として記録することも可能です。高度の計測範囲は-706m~9164m, -2316ft~30067ft、表示単位はm(メートル)とft(フィート)に対応しています。
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航行時に海面気圧も測れる『気圧計モード』

『気圧計モード』では、現在地の気圧/海面気圧の表示を行えます。計測範囲は300hPa/mb~1100hPa/mb, 8.85inHg~32.48inHgとなっています。1時間ごとの海面気圧を自動記録(過去24時間分まで保存)でき、過去24時間の海面気圧履歴をグラフで表示することも可能となっています。
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表示単位はhPa mb(ヘクトパスカル ミリバール)とinHg(水銀柱インチ)に対応しています。

デジタルコンパスとして使える『コンパスモード』

『コンパスモード』では、デジタルコンパスとして方位(16方位)、方角(0°~359°)を表示できます。キャリブレーション(センサーの偏りを修正)とデクリネーション(磁気偏差の修正)でコンパスの調整・修正も可能です。
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アウトドアで発揮されるポテンシャル

『SENSOR MASTER III』、いかがでしたでしょうか。タフなボディに備えた繊細な機能は、登山をはじめとした様々なアクティビティで活躍できそう。高機能にもかかわらず売価は9800円と非常にリーズナブル。コスパ抜群の『SENSOR MASTER III』、アウトドアで頼れる1本となりそうです。IMG_9290_f-1024x683.jpg

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※ロケ:2月初旬・秋葉原・外気温8℃

極寒・防水レビュー『LAD WEATHER SENSOR MASTER III』(YouTube)
https://youtu.be/M-Hllvq3ivI

LAD WEATHER
http://lad-weather.com/jp/

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1616173