2016年の日本の映画市場における総興行収入額は、前年比で8%上昇した。一般社団法人日本映画製作者連盟(映連)が発表した最新データによると、総興行収入額は2360億円だった。
北米の110億ドル、中国の66億ドルに次ぐ、世界3位の映画市場となった。
主な要因は、邦画のアニメ映画『君の名は。』と映画『シン・ゴジラ』のヒットによるものだ。2015年の興行収入は2170億円だった。これまでの最も高い興行収入を記録したのは、映画『アバター』がヒットした2010年だった。
2016年の観客動員数は1億8000万人。1974年以来、最大の動員数となった。2015年の観客動員数は1億6700万人だった。
2016年の興行収入トップは、海外で過去最高の興行収入を記録した『君の名は。』の2億9000ドル。2位は1億250万ドルを記録した映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、ハリウッド作品の中ではトップとなった。3位は7200万ドルを記録した『シン・ゴジラ』だ。
日本の映画市場における邦画のシェアは 63.1%となり、2015年の55%より向上した。これは、1969年の64%に次ぐ大きな数字である。映画公開本数は1149本で、2015年の1136本よりも増え、うち邦画の本数は昨年の581本から610本に増えた。スクリーン数は2015年の3437面から3472面に増加している。
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ガジェット通信編集部
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