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フリーズドライの夏、まごころ出前の夏。今回は「おふくろのおみそ汁」(アマノ食堂)

2017/01/12 11:30 投稿

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アサヒグループ食品さんの“アマノフーズ”ブランドが運営するウェブマガジン『アマノ食堂』とガジェット通信のコラボ企画『思い出の給食フリーズドライ化企画』が進行中! 思い出の味を再現してフリーズドライ食品で届けてくれる名物企画『まごころ出前』で、ガジェ通編集部スタッフの思い出の給食メニューを、フリーズドライにして届けてもらえることになったのです。開発と試作が進行している間に、『アマノ食堂』からの転載記事で『まごころ出前』の魅力を読者の皆さんにも知っていただこうと思います。“フリーズドライの伝道師”とも呼ばれるアマノフーズの名物社員、島村雅人さんの匠の技とキャラクターにご注目ください!(ガジェット通信編集部)

参考記事:
好きだった給食メニューは? 「ソフト麺でラーメン」「七夕ゼリー」「タケちゃんマンライス」 ガジェット通信×アマノ食堂<思い出の給食フリーズドライ化企画>
http://getnews.jp/archives/1578259[リンク]

フリーズドライの夏、まごころ出前の夏。今回は「おふくろのおみそ汁」

アマノフーズの名物社員、島村雅人。フリーズドライ食品の開発に人生をかけて30年、世に送り出したヒット商品は数知れず。人は彼を“フリーズドライの伝道師”と呼ぶとか呼ばないとか…。この企画は、そんな彼が全国の依頼主へ「思い出の味」をフリーズドライしてお届けするというコスト度外視な企画です。

やっとひと息…と思いきや、早速次の注文が!

前回の粕汁(http://amanoshokudo.jp/journey/314/[リンク])が依頼人から高評価だった「まごころ出前」。おいしさと一緒に“思い出”という目に見えないものをお届けできるのか…スタッフ一同ハラハラしましたが、とても喜んでいただけたようでホッとひと安心。

そんななか、早速「うちにもおふくろの味を出前してほしい!」というお客さんから次の注文が入りました。すごいですね、実家に見ず知らずのおじさんがやって来る企画に乗ってくれる珍しい方もいるんですね。そんなちょっと変わった依頼人がこちら、東京で芸能関係のお仕事をされている大本英正さんです。

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メガネがよく似合うナイスガイ。英正さんが届けてほしい思い出の味とは、一体何なのでしょうか?

「おふくろの味といえば、やっぱり我が家のおみそ汁ですかね。うちではいりこ入りのおみそ汁が定番なんですよ。なかでも玉ねぎがたくさん入っているものが好きでした。いりこは具としてではなく“だし用”なんですけど、子どものころ、鍋に入っているいりこを具だと思って食べちゃって『苦っ!』なんてこともありましたね。でも今思えば、母親は昔から健康にすごく気を使ってくれていたので、あのいりこ入りのおみそ汁も僕ら家族の健康を思ってのことだったんだなって。大人になるとそのありがたさがよくわかりますね」

5人きょうだいの末っ子という英正さん。幼い頃はきょうだい同士でおかずの取り合いをしたりと、とても賑やかな食卓だったとか。なんだか微笑ましいお話にほっこり。

さて、そんな大本さんの思い出のおみそ汁。早速フリーズドライで再現したいと思います!でもやっぱり普通のおいしいおみそ汁じゃなくて、大本さんの思い出のおみそ汁を作るんだから、実際に食べてみないことには何ともね…というわけで。

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訪れたのは大本さんのご実家がある広島県福山市。来年100周年を迎えるこの福山市、バラの街というだけあって街のいたるところに美しいバラが咲いています。

そんな街にまたしてもあの男が…

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来ちゃった!!!!

ご紹介しましょう。この方が天野実業の名物社員であり“フリーズドライの伝道師”こと島村雅人さん。寝ても覚めてもフリーズドライ、三度の飯よりフリーズドライ。フリーズドライ・イズ・マイアイデンティティ。そんな彼、周りの女子社員たちに「メガネはオシャレなほうがいい」と言われ最近黒ぶちメガネに変えました。心なしか顔色もよくなったような気がします。

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さて、新調したメガネで気合い十分の島村さん。大本さんのお宅に早速お邪魔しました。

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到着早々、見るからに高そうな和菓子とお抹茶を出していただきました。

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「懐かしいなぁ。こう見えて僕ね、昔 茶道部だったんですよ」

実は島村さん、学生時代は茶道部に所属しておりお茶をたしなんでいたのだとか。そして3カ月で即辞めたとか。

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縁側の隣には何とも広いお庭が。

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(風が気持ちいい…)

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ニャーン

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(風鈴の 音色で来たる 猫と夏、か…)

「あの…おみそ汁の作り方見なくていいんですか?」

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「そうだった」

ちょっぴりくつろぎ過ぎてしまった島村さんを台所へ呼び戻し、早速英正さんの思い出のおみそ汁をお母さんに作ってもらうことに。

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いざ、調理スタート!

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具材となるじゃがいもや玉ねぎを切っていきます。実はいも類(じゃがいも)はフリーズドライで再現するのが難しい食材らしく、今回の注文は結構苦戦しそうな予感。

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だしにはこんぶといりこ。このいりこも大事なポイントです。

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前回の反省を踏まえて、今回は少し離れた場所から見つめる島村さん。

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(暇だなぁ……)

※5分後

(ザクッザクッザク…)
「あ、ベーコンは細切りでお願いね」

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「そうそう、それくらい。あなた野菜切るのお上手ね~」

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何とお母さんがおみそ汁だけでなく昼食を作ってくれるそう。本日の主菜ゴーヤチャンプルに、おにぎりとお目当てのおみそ汁。そしていつの間にか昼食作りにジョインしちゃってる島村さん。この人一体何しに来たんだろう。

そんなうちに、おみそ汁が完成!

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玉ねぎ、そして仕上げにニラ(ねぎの場合も多いそう)を散らせばできあがり。いい匂~い!いりこは器にはよそわず、鍋の中に残しておくそう。ただ島村さん曰く「このいりこが実はおいしいんだよなぁ」とのこと。食べるor食べないはそれぞれの家庭で分かれるようですね。

いざ、実食!肝心の味は?

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「いただきます!」

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ズズズ…

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…ゴホッ!

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「うん!こりゃウマい!」

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おにぎりもいただきます。

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「ごちそうさまでした!」

この表情からもおわかり頂けるように、お母さんが作ってくれたごはんはどれも大変おいしかったです。ありがとうございました!

ごちそうになったので洗い物はもちろんやる。それがフリーズドライの伝道師、島村雅人流。

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で、食器を洗った後は…

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食後の麦茶で気合いをチャージ。

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「ぷはー!麦茶がしみるぅ!!!!」

さて、そろそろおいとまの時間。お母さん、本当にありがとうございました!

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帰り道もご満悦の島村さん。これだけだと「突撃!隣の昼ご◯ん」みたいな違う企画になってしまいそうですが、本番はここから。これから開発室でお母さんに教わったおみそ汁を実際に調理&フリーズドライに挑戦します。

⇒完成品はいかに?後編はコチラ!(http://amanoshokudo.jp/journey/1790/[リンク]

****************
~おまけ~

福山にはアマノフーズのアンテナショップがあります

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ここ福山市にはアマノフーズ直営のアンテナショップがあります。お店を案内してくれたのは、ショートカットがよく似合うちひろさん。とても親切にアテンドしてくれました。何とここには常時100種類以上のフリーズドライ商品がラインナップ中!アマノフーズファンにとってはまさに天国のような場所です。

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大人気のにゅうめんシリーズ♪

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こんなにかわいいセットもアンテナショップにはあります。ここではギフト用にアマノフーズ商品を買っていかれる方も多いのだとか。この巾着も食べたあと化粧ポーチとかに使えそうなので女子には大変喜ばれそうですね。すみません、今ちょっと適当なことを言いました。

とにかく、自宅用にはもちろんギフトを探すときも活躍してくれるアンテナショップ。その場で組み合わせを選べるおみそ汁シリーズなんかもあるので、色んなフリーズドライの楽しみ方ができますよ。

[店舗情報]
アマノ フリーズドライステーション福山店
URL:http://www.amanofoods.co.jp/antennashop/[リンク]
住所:広島県福山市道三町9-10
電話番号:084-916-0190
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
アクセス:JR福山駅から徒歩約20分

****************

さて、次回は島村さんによるフリーズドライ作りの舞台裏をじっくりとご紹介します。無事完成して英正さんにお届けすることができるのか…!? それではまた、アマノ食堂でお会いしましょう。

アマノ食堂では、島村さんにまごころ出前してほしいという方を随時募集中!必要事項と理由を添えて下記までメールをお送りください。contact@amanoshokudo.jp

「思い出の味のフリーズドライを作ってほしい」「遠く離れたあの人へ手料理を届けてほしい」「何だかよくわからないけど、おもしろそう!」など、どんな理由でもOK。海外以外はできるだけがんばって行きます!

【必要事項】
・お名前
・年齢
・職業
・電話番号
・お届けしたいor届けてもらいたい人との関係性(母親、息子、娘、恋人…etc.)
・お届け先(例)岡山県→東京都
・依頼したい料理
(例)岡山県に住む母親がつくる豚汁、遠恋中の彼女がつくる肉じゃがなど
・その料理にまつわるエピソード

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※この記事は『アマノ食堂』から許諾を得て転載いたしました
http://amanoshokudo.jp/journey/790/

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