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米フォーブス誌が毎年発表する「報酬が高過ぎるハリウッド俳優10人」で、ジョニー・デップが2年連続トップになった。

リストを作るためフォーブス誌のアナリストは、6月以前に公開されたデップの出演作から、影響力が強い最近の3本(最低でも2000スクリーン以上で公開された作品)を調査し、興行利益を計算して、その数字をデップのおおよその想定報酬で割って、投資額に対する利益を算出した。

この計算法によって、デップは、1ドルの出演料につき2.8ドルの利益を生んでいることが判明した。デップは最近、1億7000万ドルの製作費に対し全世界で3億ドルという失望的な興行収入となった米ウォルト・ディズニーによる映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』に出演した。同作は、デップの元配偶者で虐待を受けたと主張していたアンバー・ハードへの接近禁止令が判事からデップに出されたのと時を同じくして公開された。夫婦は、8月に総額700万ドルでの離婚調停を終えた。

デップは2015年に、全世界で4700万ドルを稼いだコメディ映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』と、全世界で1億ドルを稼いだクライム・ドラマ映画『ブラック・スキャンダル』に出演した。次回の出演作は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』だ。

ウィル・スミスは、1ドルの出演料につき5ドルの利益で2位にランクイン。米ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメントによるドラマ映画『コンカッション』は、製作費3500万ドルに対して全世界で4800万ドルを稼ぎ、映画『フォーカス』は、5000万ドルの製作費に対して1億6000万ドルを稼いだ。

チャニング・テイタムは、1ドルの出演料につき6ドルの利益で3位。映画『マジック・マイク XXL』が1500万ドルの製作費に対して全世界で1億2000万ドルをしっかり稼いだ一方、1億7500万ドルの製作費をかけて全世界で1億8300万ドルを稼いだ映画『ジュピター』によってリスト入りした。

2013年と2014年に同誌のリストでトップだったアダム・サンドラーは6位となった。ジュリア・ロバーツは、リストにおける唯一の女性として9位に入った。

10人のリストは下記。

1位:ジョニー・デップ— 出演料1ドルにつき利益が2.8ドル
2位:ウィル・スミス— 出演料1ドルにつき利益が5ドル
3位:チャニング・テイタム— 出演料1ドルにつき利益が6ドル
4位:ウィル・フェレル— 出演料1ドルにつき利益が6.5ドル
5位:ジョージ・クルーニー— 出演料1ドルにつき利益が6.7ドル
6位:アダム・サンドラー— 出演料1ドルにつき利益が7.6ドル
7位:マーク・ウォールバーグ— 出演料1ドルにつき利益が9.2ドル
8位:レオナルド・ディカプリオ— 出演料1ドルにつき利益が9.9ドル
9位:ジュリア・ロバーツ— 出演料1ドルにつき利益が10.8ドル
10位:ブラッドリー・クーパー— 出演料1ドルにつき利益が12.1ドル

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