神さえも従わせようとした男、パブロ・エスコバル。世界7番目の大富豪までのぼりつめた、麻薬王の光を影を描いたクライム・アクション『エスコバル 楽園の掟』が今年公開され話題を呼びました。
そんな『エスコバル 楽園の掟』のBluray&DVDがいよいよリリース。本作の為に体重を増やし、エスコバルが憑依したかと思うほどの怪演をみせた主演のベニチオ・デル・トロらよりコメントが到着しています。
【ストーリー】
兄と共にコロンビアを訪れたカナダ人サーファー、ニック(ジョシュ・ハッチャーソン)。青い海と白 い砂浜が広がるそこは、まさに理想郷のような世界だった。ある日、彼は美しいコロンビア人女性・マリア(クラウディア・トレイザック)と出会い、激しい恋に落ちる。 マリアには敬愛する大切な叔父がいた。彼の名はパブロ・エスコバル(ベニチオ・デル・トロ)── 議員を務め、民衆からの支持も厚い富豪であるエスコバルは、コロンビア最大の麻薬カルテルのボスという裏の顔を持っていた。我が子のように可愛がる姪のマリアが連れてきた恋人を、エスコバルは暖かくファミリーに迎え入れる。楽園のようなエスコバルの“王国”。彼はその恐ろしさに少しずつ気づいていくが、簡単には抜け出すことはできない。そうしてニックは、脱出不可能な巨大な悪のスパイラルに 巻き込まれていく。
■ベニチオ・デル・トロ(パブロ・エスコバル役)
エスコバルの実際の映像を観て、どのように振る舞うのか動作を確認し、資料も多く調べた。ただ彼は映画の登場人物。その上で自由な解釈を加えた。
■ジョシュ・ハッチャーソン(ニック役)
(ベニチオ・デル・トロについて)彼は役柄に没頭していて、現場で何かを感じ取り、すぐに試してみようとする。何を言い出すかわからず、常にスリリングな現場だった。
■クラウディア・トライサック(マリア役)
(ベニチオ・デル・トロについて)本物のパブロの映像を観たことがあったので、うり二つでとても驚いた。
■アンドレア・ディ・ステファノ監督
<この映画のきっかけ>
警察だった知り合いは、エスコバルに宝を隠せと指示され、その秘密を守るために殺されかけたそうだ。それがきっかけでエスコバルの人生を調べ始め、映画の題材として興味深く感じた。
<監督が観客に感じてほしいこと>
映画を観た後、朝起きたときに登場人物の顔を思い出したり、恐怖に思ってくれればうれしいな。良い映画を観ると、自分がまるで旅に出たような気分になることが素晴らしい。今回はかなり暗い旅だと思うけど……。
観客には主人公のニックだけでなく、エスコバルにも共感してほしい。映画を観終えて、少しでいいからエスコバルが気の毒だと感じてほしい。わたしはそれで満足だね。
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