ジャレッド・レトー主演のアクション・クライム映画『The Outsider(原題)』の世界配給権の獲得に向け、Netflixが交渉中だ。本紙ヴァラエティが掴んだ。
契約はまだ成立していないが、もし成立すれば、ストリーム配信の大手である同社が映画業界に積極的に進出するという、もう一つの印象的な事件となる。Netflixはすでに映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』やエヴァ・デュヴァネイ監督によるドキュメンタリー映画『13th(原題)』といった評価の高い作品で注目を集めている。
『The Outsider(原題)』は、第二次世界大戦後の日本に住み、極道の世界に足を踏み入れた米国陸軍の脱走兵を追ったものだ。2013年公開の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー助演男優賞を獲得したレトーへの注目は高いが、ほかにもロリー・コクレイン(映画『ブラック・スキャンダル』)や浅野忠信(映画『マイティ・ソー』)も出演する。
監督はマルティン・サンフィリートが務める。同監督の前作映画『ヒトラーの忘れもの』は、2015年のトロント国際映画祭のワールド・プレミアで上映され、米ソニー・ピクチャーズ・クラシックが配給権を獲得した。第89回アカデミー外国語映画賞にはデンマークから出品されている。
脚本はアンドリュー・ボールドウィン(映画『The Take(原題)』)が執筆し、撮影は東京で行われる。
レトーは2015年夏に映画『スーサイド・スクワッド』に出演した。次回作としては、映画『ブレードランナー 2049』にハリソン・フォードやライアン・ゴズリングらとともに出演する。
ブルームは『The Outsider(原題)』のセールスとプロジェクトをまとめている。セールスはAFM外で行われた。
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ガジェット通信編集部
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