IMG_9857_f-1024x683.jpg精力的においしいお鍋を推し進めていく『ガジェット通信 鍋ウィーク2016』が満を持してスタートです。

『ガジェ通 鍋ウィーク』では自宅でできる鍋レシピも紹介していく一方、“価値ある出会い”な一品も紹介していきたいと思います。

【レシピ募集】“ガジェット通信 鍋ウィーク”やります! 『豆乳ガツン鍋』レシピほか | ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/1552807 [リンク]

今回紹介するのは『薩摩黒鴨鍋』。こちらは日本最大級のふるさと納税サイト‎『ふるさとチョイス』 より、鹿児島県曽於市の特産品である『薩摩黒鴨』を堪能できる鍋セットです。

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“鹿児島の太陽の下、クラシック音楽を聴かせながら放し飼いでのびのび育てた薩摩黒鴨”が主役のようです。「え。クラシック音楽を聴かせながらって!」と正直思いました。ええ、思いましたとも。それでどのくらい肉質やら鍋の味に影響があるんだろう、とも思っていました。
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ではでは、実際に食べて確認してみることしましょう。

火を入れ過ぎないように注意

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冷凍されて届いた材料は、鴨肉、鴨肉のつくね、薩摩黒鴨鍋つゆ、そしてさつまいも麺。食べる前に冷凍庫から冷蔵庫に移し、ちゃんと解凍しておきましょう。
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さつまいも麺とは、さつまいも澱粉を使い練り上げられたなめらかな触感とのどごしの麺らしいです。鍋にそのまま入れるのかな、と思いきや、先に15秒~20秒ほど茹でた後、流水で〆ておく必要があるそうです。また、長く煮込むと煮溶けるなど、割合とデリケートです。
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というわけで、白菜やネギなどお好みの野菜を準備しながら、さつまいも麺を湯がく準備もしておきましょう。
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薩摩黒鴨鍋つゆは1袋につき1000ml前後のお湯で割ります。このつゆ、まろやかな風味だけれども、鴨から取ったであろうダシがふんだんに感じられる濃いうま味です。先に野菜に火を通してから、鴨肉は後から湯がくようにあまり火を通し過ぎずに食べるのがポイント。さつまいも麺も、つゆでサッと湯がいて食べるのがよさそうです。
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すみません! ずっと、ずっと食べられる脂味です

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そんなしゃぶしゃぶのスタイルで、薩摩黒鴨のスライスに軽く火を入れてみました。
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ピンク色の鴨肉をハフハフとそのまま口に運ぶと、程よく締まった赤身肉と、くどさゼロでいて鴨の旨みが流れ落ちる脂が溶け合います。見た目も味わいも、コントラストが一致してます。
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この鴨肉、びっくりするくらいどんどんと入っていくのですが、それは肉の味が無個性だからではなく、その逆。しっかりとした味わいを持っているのだけれども、本当にストレートで素直なおいしさだから。つゆとの相性も意識させられることがありません。「この鍋の味は、もうすでに前からこうなることが決まっていたのだ」という予定調和すら感じてしまう、肉とつゆの相性。
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さつまいも麺は、中華めんや白滝や日本そばとはまた違う、でんぷんが持つ特有のもちもち感と繊細なのどごしです。鴨肉をしゃぶしゃぶとしながらさつまいも麺をすする。この繰り返しもまた、止まりそうにありません。まさしく「食べることは快楽なんだ」と気づかされる組み合わせです。

ここで改めて、この肉がストレスなくクラシックを聴きながら太陽の下で過ごしたのだと言われれば、「ああそうだろうな」と、今では素直に思います。すみません。調理する前に生じた意地の悪い自分の感情は、鴨の脂がすべて落としてくれました。ちなみに薩摩黒鴨の脂はオメガ3と呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれているそうです。
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薩摩黒鴨は抗生物質や成長促進剤などの薬品は一切使わず、自然素材だけの飼料のみを使って育てており、う化から飼育、処理、食肉加工までも一貫して行っているとのこと。納得しました。

全てを食べ終わり、気づいたのは「またあの脂が食べたい」というストレートな欲求。肉の脂身がそんなに得意でない僕がそんなことを思うのは自分でも珍しいなぁ、なんてことを思いながら、別で買ってきた日本そばをシメとしていただきました。(これまた、つゆに溶け出た鴨の脂をおいしくいただくことができます)
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薩摩黒鴨鍋、奇をてらわない、まっすぐなおいしさがあります。おそばと野菜を用意して、到着をお待ちください。

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 鹿児島県曽於市 – 28-B-37 薩摩「黒鴨」鍋セット
http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/46217/241099

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