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秋葉原の食を制覇するガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、まだまだ筆者(YELLOW)の知らない店も数多く存在します。

正直、秋葉原舐めてました……。

ランチしか営業してない幻の『プティコック』

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ランチタイムを重視した店は多くありますが、土日祝日は休みで平日のランチタイムの3時間しか営業しないハードコアな店は、それほど多くありません。

まず平日しか営業していない時点でノーチャンスな人も多い事でしょう……。

しかし!

逆に言えばサラリーマン相手にランチをするだけで商売が成り立つのですから、それだけ美味しいランチである可能性……あると思います。

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むしろ『プティコック』の場合は、弁当を売るのがメインと思われ、店内でのランチはオマケって事かも知れませんね。

『海老フライ・ハンバーグライス』を所望する!

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しかし!

弁当に特化した結果『プティコック』のランチはリーズナブルでして、店内で食べるランチも“弁当価格”と言う奇跡を達成しています。

メニューを見るとどれも美味しそうで、何を食べるか悩んでしまいますね。

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『オムライス』(650円)は洋食の華、しかも『プティコック』のオムライスは“オールドスタイル”なので、まさに下町オムライスと言った風情があります。

『ドライカツカレー』(650円)あえてドライなカレーにカツをONする所に、シェフのアイデンティティを感じます。絶対美味い奴。

『ジンギスカンライス』(650円)洋食屋さんなのに、あえてジンギスカンを持って来るのは、逆にジンギスカンに絶対的な自信があるパターン。

『カニコロ・メンチカツライス』(700円)どちらも手作り、洋食屋さんのメンチカツは美味いので必食すべし!

『エビフライ・ショーガ焼ライス』(800円)一番値段の高いフラッグシップ。定食の王者“生姜焼き”は絶対的鉄板メニュー。

多分、どれを食べても美味しいと思われますが、正解は「全部食べなきゃダメ!」な可能性……あると思います。

『エビフライ・ハンバーグライス』を食す!

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整いました。

あれこれ3秒悩んだ結果、フライの王様“エビフライ”と洋食の定番“ハンバーグ”という、子供の頃の夢をそのまま3次元化したメニューにしてみました。

表のメニュー写真でもかなりのボリュームがある感じでしたが、実際に降臨した『エビフライ・ハンバーグライス』を目前にすると笑いが込み上げて来ますね。

店構えが店構えなので若者はおらず割と年配の人が多いのですが、運ばれて来た料理を見て仲間同士で苦笑いしている光景を目にします。

ハンバーグもボリューム満点である!

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多分、この大きさの手作りハンバーグなら、これだけで700円が適正価格と思われ、やはり『プティコック』のコストパフォーマンスの高さは半端ねぇって再確認させられます。

ハンバーグマニアの筆者の目測では……275グラムと見ました。

大まかな目安ですが、高級国産和牛のシャレオツなハンバーグは150~200、小洒落た店のハンバーグが200前後、ちょっとボリュームある店で250、うちはハンバーグデカいよって店で300グラムって感じでしょうか?

分かりやすく言うと“くりドン”こと『びっくりドンキー』の大きい奴が300グラムですので、ほぼそれに匹敵する大きさです。

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味の方も文句無しでして、しっかり焼き付けられたハンバーグは、昔懐かしい美味しさで御座います。

デミグラスソースは、そんなに超本格的に作っている感じではないのですが、ちゃんと手作りしてる感はあり、このハンバーグにはマッチしています。

『プティコック』のエビフライが神な件

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まあ、ハンバーグも美味しいのですが、筆者レベルのマニアになると、このハンバーグを食べに『プティコック』に来いってほどの推しではありません。

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しかし!

この“エビフライ”は必食ですので、とりあえずエビフライを食べに『プティコック』に訪れる必要性はあると思います。

キャベツもスパゲティも山盛りだ!

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キャベツも山盛り、ハンバーグの下に隠れているスパゲティも多いので、結果食べ切れないオッサン続出で御座います。

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とりあえず50代と思われる男性陣は、ほぼ全員苦しんでいて残す人多数なので、小食な人は御飯半分とかキャベツ抜きでオーダーした方が良いですね。

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洋食屋さんなのに味噌汁ですが、そこもまたオツな感じで良いと思います。

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ご馳走様でした!

『プティコック』 総評

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秋葉原で徒歩圏内のナイスな洋食屋さんと言えば『フレスカ』が一番有名で、ちょいと食通な人で『ジェンコ』って感じです。

しかし!

この『プティコック』の存在を忘れてはいけません。場所もちょっと普段は通らない僻地にあり、めちゃめちゃ地味な店構えで営業時間も短く土日祝日休み、むしろ秋葉原じゃないんじゃね?感も溢れ、非常にハードルは高めですが、頑張って訪れる価値はあると思います。

ただし店内は家を改装したような感じで鬼狭いので相席率100%です。そこら辺を承知した上で利用する必要はあるでしょうか?

それでは、是非みなさんも『プティコック』で、ボリューム満点の美味しいランチを堪能してみて下さい。

『プティコック』

住所:東京都千代田区神田多町2-9

営業時間 11:30~14:30
定休日:土日祝日

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