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ヒュー・グラントが、映画『パディントン』の続編となる映画『Paddington 2(原題)』に出演することが決定した。同作は、既にプリンシパルフォトグラフィー(脚本に沿って、許諾された予 算とスケジュールの範囲内で映画の監督を行って作品を作り上げること)を開始している。

アイルランド出身の俳優ブレンダン・グリーンソンも、英国出身の有名俳優が総出演する同作に出演する。『パディントン』に出演したヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ピーター・カパルディ、マドリン・ハリス、サミュエル・ジョスリンのキャスト全員が続編にも出演する。さらに、パディントンと叔母のルーシーのそれぞれの声を演じたベン・ウィショーとイメルダ・スタウントンも出演が決まっている。

『パディントン』は2014年に公開され、批評においても商業的にも称賛と高い評価を受け、全世界でのインディペンデント・ファミリー映画の中で過去最高の2億7000万ドルという興行総収入を記録した。この額には、米国内での7620万ドル、英国内での3790万ポンド(5950万ドル)が含まれている。これは、英国内においては、2014年に公開された映画『ホビット 決戦のゆくえ』に次ぐ2番目に高い興行収入である。

続編は、幸福なことにブラウン一家や地域の人々と和解して皆から愛されるパディントンが、叔母のルーシーの100歳の誕生日に完璧なプレゼントを贈るため奇妙な仕事に乗り出すが、その贈り物が盗まれてしまうというストーリーだ。

グラントは、地元の有名人フェニックス・ブキャナン役を演じる。ブキャナンは、今は落ちぶれているが自惚れやでチャーミングな大物俳優という設定だ。グリーソンは、ひょんなことからパディントンと手を組むことになった悪名高い金庫破りの怪力男“ナックルズ”・マクギンティーを演じる。

監督を務めるポール・キングは、「『パディントン』の世界に戻ってくることができ、この上ない喜びを感じています。パディントンの最初のスクリーンでの冒険が世界中の人々に受け入れられたことは実に喜ばしいことでしたし、ヒューとブレンダンが、パディントンの新しい外の世界への旅をもたらすためにキャストとして加わってくれたことにこれ以上ない位に興奮しています」と、語った。

『Paddington 2(原題)』は、ヘイデイ・フィルムズとスタジオカナルが共同製作し、デヴィッド・ハイマンがプロデュースを手掛け、キングが監督する。キング監督は、サイモン・ファーナビーと共に脚本も執筆した。同作は、スタジオカナルがファイナンスをすべて行い、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドでの配給を担う予定で、仏以外でのセールスも担当している。

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