米テレビ局AMCが、大ヒットテレビシリーズ『ウォーキング・デッド』最新シーズンの制作発注を行っていることが分かった。シーズン7が始まるちょうど1週間前の情報だ。シーズン8は16話構成で、2017年後半に放送開始する予定で、全てのエピソードの後に、クリス・ハードウィックがホストを務めるトーク番組シリーズ『トーキング・デッド』が続く形となる予定だ。
『ウォーキング・デッド』シリーズの評価は、シーズン5で記録した高値からシーズン6でやや減少したものの、18歳~49歳の視聴者層における平均視聴率の6.5という値は、テレビやラジオ、ケーブルテレビの競合たちの台本通りの放送のはるか先を行くものであり、1315万という平均総合視聴率もまた、ガイド上の他の多くの番組を小さく見せるものである。最近の他の多くの番組と同じように、同シリーズもかなりの数の遅れをとった視聴者が上乗せされている。
シーズン5の初回放送で記録された高視聴率記録 ―8.7というとんでもない視聴率と、1729万人の視聴者が実放送の終了後24時間以内に録画しておいた番組を再生視聴する『ライブ・プラス・セイムデイ』で記録された― に匹敵するとは限らないが、リックの信奉者の中核メンバーの1人が、新たに登場する悪役ニーガンによって頭を打ち砕いて殺されることに関する憶測は、おそらくシーズン7の初回放送の視聴者数を大幅に伸ばすことになるだろう。
10月初めにニューヨークで開催されたコミコン(Comic-Con)で、ショーランナー(番組責任者)のスコット・ギンプルは、悪役ニーガンによる犠牲者となった人物が誰であるかは初回放送で明らかになる、とファンに安心を与えた。AMCは、毎年行っている「Fearfest」の一環として、10月16日(現地時間)より、『ウォーキング・デッド』のこれまでのシーズンを88時間にわたり一挙放送中だ。シーズン8まで番組を心待ちにしている人たちは、このマラソン放送で番組との絆を深められる形だ。
『ウォーキング・デッド』シーズン7の初回放送は、10月23日(現地時間)東部時間9時・中部時間8時から始まり、本編終了後には、全ての大虐殺の瞬間を分析する90分間の『トーキング・デッド』が放送される。
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