表参道から歩いてすぐにある”DIFFERENCE”南青山店。ここは株式会社コナカが新発想のブランドとして立ち上げたお店だ。
本来は10月1日にリリースされたスマホアプリで予約を取るのだが、今回はそちらは省略。お店に伺いスーツをオーダーしてみた。
【動画】オーダースーツを作ってきた(Youtube)
https://youtu.be/8woFM8oH7wE
ブランドの特徴
“DIFFERENCE”というブランド名の通り、これからの時代の為に今までとは革新的な”違い”を実現している。例えば扱っているオーダースーツは3万5000円からという低価格であり、かつそのオーダーしたスーツが最速2週間で到着するというものだ。この値段・スピード感が実現したのは
・同社ブランド「O・S・V」でのカスタム―オーダー販売のノウハウ
・自社で国内工場を保有しているからのスピーディーさ
があるからこそ。
ハイクオリティな生地サンプル
お世辞を抜きにして当初全く気付かなかったのだが、スマホで見る生地サンプルはCGとなっている。
非常にクオリティが高い。またCGとしたことで生地サンプルの撮影などに時間を取られず、新しい生地サンプルをよりオンラインで情報発信が出来るという。そのお蔭で、非常に多くのサンプルをスマホ上で確認することが出来た。お店でサンプル生地を吟味するのも良いだろうが、さすがに限度もあるだろう。それがスマホであれば、よりじっくりと考えることが出来る点は有難い。
では採寸を受けてみる
生地を決め、ここから全身の採寸に入っていく。
正直、高級感の漂う空気から緊張していたのだが、それを察したお店の方からの「緊張しているくらいが丁度良いかもしれませんね」という一言で、逆にとても気楽になれた。その後も気さくに話しかけてもらい、サクサクと計測されていく。
ここで大体のサイズ感を計った上で、それに近いタイプのスーツを着用していく。ここからが、オーダーメードの良さだ。
例えば、記者の場合、パンツを購入するとウエストに対して足が細く、ぶかっとした足回りになりがちだが、オーダースーツであれば、足をもう一回り細く仕上げてもらう。これ以外にも肩幅は0.5cm、袖はそれぞれ1㎝などなど、細かくサイズを調整してもらう。
2回目からはオンラインで解決
ここで採寸されたデータはオンラインにも蓄積される。つまり、二度目からは店舗に向かわずとも、自分に合ったスーツを購入出来てしまうのだ。例えば、東京で採寸をし、その後に名古屋に出張となれば、配送先を名古屋に指定するだけでスーツが届いてしまう。2着目からは、より気楽に選べるのも特徴だ。ただ、お店の方曰く、どれだけ体型が変わらない方だとしても2年に一度くらいは採寸はすると良いとのことだ。
ここがツボ
今回クリエイティブディレクターを務めたのが佐藤可士和さんだ。スーツそのものも、また店舗のデザインにも佐藤さんのイメージが色濃く落とし込まれている。が、注目なのはアプリ・ウェブ周りで参加された中村勇吾さんだろう。KDDIスマートフォン端末『INFOBAR』で注目を浴びた中村さんが手がけるアプリやWebサイトのUIも必見だ。
まとめ
スマホでの予約
→ CGによるサンプル生地
→ 中村勇吾によるUI
実店舗での採寸
2着目からはオンラインで注文
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ガジェット通信編集部
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