アスリート向けの心拍数計や活動量計で知られるフィンランドのポラール社は、手首で計測できる心拍計とGPSを搭載したスポーツウォッチで、Android Wear対応のスマートウォッチとしても利用できる新製品『Polar M600』を発表しました。
心拍計測は、手首に緑色LEDで照射した光の反射光を吸光センサーで検出、血流量を測定する光学式。緑色LEDを6個搭載し、2個の場合と比べて激しい運動でも高精度に計測できるのが特徴です。
スポーツトレーニング用の『ポラール』アプリをプリンストール。100種類以上のスポーツから選択して、スポーツごとのロジックに基づいた消費カロリーを正確に計算・表示します。表示項目は、ウェブサービス『Polar Flow』からカスタマイズが可能。
活動量、トレーニング、歩数、消費カロリー、睡眠の時間と質を計測可能。計測結果に基づいて、目標に必要な運動量をアドバイスする“アクティビティ・ガイド”、活動量や心拍数から消費カロリーを計算する“スマートカロリー”などが利用できる『Smart Coaching』機能が本体から利用できるほか、ウェブサービスやスマートフォンアプリで計測結果を管理できます。
Android Wear対応のスマートウォッチとして、4000以上のアプリが利用できるほか、ウォッチフェイスのカスタマイズ、音声検索、メールの受信と返信などが可能。『ポラール』アプリのトレーニングモードを音声で開始することもできます。本体には4GBの内蔵ストレージがあり、『Google Play Music』の音楽をストリーミングだけでなくオフラインで聴くことも可能(Androidのみ)。『M600』と『iPhone』のペアリングは可能ですが、一部機能は制限される模様。
ディスプレーは1.3インチ 240×240ドット TFTで、Gorilla 3ガラスを採用。本体を取り外してリストストラップの交換ができます。カラーはブラックとホワイトをラインアップし、ブラック、ホワイト、レッドの交換用ストラップを後日に発売予定。バッテリー容量は500mAhで、Androidとのペアリングでは最大2日、iOSでは最大1日の使用が可能。トレーニングでの連続使用可能時間は8時間です。
『Polar M600』は11月に発売を予定。希望小売価格は4万4800円(税別)です。
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