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夏が終わりガジェット通信編集部のある秋葉原の秋を感じる昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか。僕(YELLOW)は元気です。

というわけで秋と言えば食欲の秋、ココからがマイ・ターンです。

そして!

秋と言えば新蕎麦の季節でして、秋葉原と言えば神田、神田と言えば江戸っ子がチャキチャキとチャキる土地柄ですので、我ら秋葉原に通う人種も蕎麦を食べるべき案件かと思います。

自家製手打ち蕎麦『あきば』

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秋葉原周辺には、何気に個人経営の美味しい蕎麦屋さんが多いのですが、その中でも蕎麦っ喰いの中で

「あそこのコスパはヤヴァイ!」

と囁かれているのが『あきば』で御座います。蕎麦職人の店主が毎朝打つ美味しい本格手打ち蕎麦が、チェーン店の蕎麦とさして変わらない値段で食べられます。

しかも朝の6:30から営業しているので、サラリーマンが“朝蕎麦”としても利用出来るという『あきば』は注目の蕎麦屋さんなのです。

『十割そば』を所望する!

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そして!

この『あきば』でも注目なのが『十割そば』(800円)です。その名の通り小麦粉などを使わない十割、すなわち100%蕎麦粉で作る蕎麦の最高峰で御座います。

しかも!

今の時期くらいから今年収穫された国内産の“新蕎麦粉”が出回り、この『あきば』の『十割そば』にも新蕎麦粉が適用されているのです!

蕎麦の中で最強なのは十割の新蕎麦ですので、このタイミングで蕎麦食べないで、いつ食べるの?

「今ですかね?」

みたいな雰囲気が筆者の中に芽生えました。そしてマッハで入店し注文すると、すでに5食分は売り切れてしまったとの事……。

「って言うか、限定5人分って少なくね?」

もっと沢山作ってくれよママンと思ったのですが、この『十割そば』は戸隠産の高級な蕎麦粉を使っているので、この値段では赤字ですので仕方ありませんね。

むしろ、800円で毎日提供してくれている店主は神だと思います。

『たぬきせいろ』を食す!

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というわけで、新定番メニューとして売り出し中の『たぬきせいろ』を食べてみる事にしました。

え~と……ちょっと写真と実物が違うのですが、オペレーションの簡略化を極めた結果の進化という事で納得しておきましょう。

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嘘です。

納得出来ません。

これは『たぬきせいろ』(410円)と言うよりは、『冷やかけたぬき』(410円)やないか~い!!

まあ同じ410円ですのでダメージは最小限ですが、どうしてこうなった感は否めません。

蕎麦は流石にイケてる予感!

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“ハーフ&ハーフ”みたいな粉袋が製麺室にあったので、普通の蕎麦系は蕎麦粉5割かと思われますが、蕎麦としてはなかなか美味しゅう御座います。

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そりゃ、そこら辺のチェーン店の8~9割が小麦粉の蕎麦モドキと比べれば、美味いに決まっているのですが、風味だけではなく“コシ”が違います。

丼の中の蕎麦が“グッタリしている”そこら辺の適当な蕎麦と違い、蕎麦が生き生きしているのが写真からも分かると思います。

ここら辺は製麺技術と“茹で上げ”の技なのですが、しっかりした蕎麦店で修行した店主の実力は確かなモノですね。

モヤシは必要だろうか?

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お値段を安く抑えているので、天カスが既製品なのは仕方ないとして、蕎麦にモヤシを入れる是非はあると思います。

むしろ、モヤシを省いて天カスをグレードアップしてくれると、多くの人が幸せになれる予感ですね。

とは言え、蕎麦汁もなかなか良い感じでして、410円の蕎麦としては文句なしの一品である事は間違いありません。

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ご馳走様でした!

『あきば』 総評

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筆者のレポート的には短い感は否めませんが、あえて言おう!

「蕎麦系は絵が少ないので仕方無い!」

ラーメンと違ってパーツが少ないので、そんなに記事にボリュームを持たせられない&グラフィックがショボいのは蕎麦の宿命で御座います。

だが、しかし!

普段のレポートがクソ長くて最後まで誰も読んでいない可能性を考慮すると、このくらいの文字数でまとめるのも、ひとつの正解かと存じます。

っていうか、どうせスマホ勢は文章なんか読んでいないので、ぶっちゃけ写真だけ貼っておけば問題ありません。

と、いう事情でシンプルに終わりましたが、この『あきば』の蕎麦がシンプルに美味しかった点は強調しておきたいと思います。

とりあえず『十割そば』の新蕎麦を食べない事には秋を迎えられないので、近いうちにリベンジしてみます。

それでは、是非みなさんも秋くらいはラーメンじゃなく江戸っ子のソウルフードである“蕎麦”をたぐってみて下さい。

『あきば』

住所:東京都台東区台東1-10-3 第95新井ビル1F

営業時間 6:30~15:00

定休日:日曜祝日

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