デイジー・リドリーとエリザベス・デビッキは、米ソニー・ピクチャーズによる実写とアニメのハイブリッド映画『Peter Rabbit(原題)』に出演する。ローズ・バーンとジェームズ・コーデンの出演も決まっている。
ロブ・ライバーが手掛けた脚本をウィル・グラックが改訂し、監督も手掛ける。シドニーに拠点を置くアニメと視覚効果の製作会社アニマル・ロジックが同プロジェクトを手掛ける。同社は全世界でヒットした映画『LEGO(R)ムービー』を手掛けた。
グラックとザレー・ナルバンディアンがプロデューサーを務め、ダグ・ベルグラッドがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。また、オリーブ・ブリッジのジョディ・ヒルダブランド、ジェイソン・ラストもエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。
コーデンはピーターの声を演じ、バーンは実写版の女性主人公であるベア役を演じる。
コロンビア・ピクチャーズと出版社フレデリック・ウォーンが絵本作家ビアトリクス・ポターの人気シリーズ『ピーターラビット』のストーリーを現代版に仕上げる。ウォーンは、1902年の絵本『ピーターラビットのおはなし』の出版を手掛けて以来、ポター作品の出版元であり、またピーターラビットとポターのブランドを管理している。
出版社ペンギン・ランダム・ハウス・UKのCEOトム・ウェルドンは、「我々、ペンギン・ランダム・ハウス・UKは、コロンビア・ピクチャーズと一緒に仕事をすることを大いに喜んでいます」と語り、「ビアトリクス・ポターのブランドとレガシーの管理者として、ビアトリクス・ポターと彼女の最も愛されているキャラクター、わんぱくなピーターラビットの世界を、これまでとは全く違う新しい観客に紹介できる機会として、興奮しています」とコメントした。
ソニーはウォーンと共に作品を製作するだけでなく、『Peter Rabbit(原題)』の全世界のライセンシングとマーチャンダイジング・プログラムを手掛ける。
『Peter Rabbit(原題)』の製作は2017年1月にスタートし、2018年4月に全世界で公開される。スクリーン・オーストラリアとスクリーンNSWを通じて行われるオーストラリア政府の協力のもと、米ソニー・ピクチャーズ・アニメーションと共に製作する。ローレン・エイブラハムが同スタジオの監修を担う。
リドリーは映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でブレークし、急速にそのキャリアを築きあげている。『スター・ウォーズ』シリーズの8作目に加え、ライオンズゲート製作のヤングアダルト小説をもとにした映画『Chaos Walking(原題)』への出演が決まっている。また、米パラマウント・ピクチャーズのスーパーナチュラルドラマ映画『Kolma(原題)』で再びJ・J・エイブラムスと仕事をする。さらに、ロビー・ブレナーがプロデュースする映画『The Lost Wife(原題)』に主演する。
デビッキは、第68回エミー賞監督賞(スサンネ・ビア監督)を獲得したテレビシリーズ『ナイト・マネジャー』に出演している。また、エイブラムスがプロデュースするパラマウントの映画『God Particle(原題)』にも出演する。
2人は共にCAAを代理人としている。デビッキはユナイテッド・エージェンツとも代理人契約を結んでいる。
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