「スマイル0円」がメニューから消えてはや幾年。だがしかし、マクドナルド店員の愛想の良さは健在だった?
ロンドン郊外のセント・オールバンズにあるマクドナルドのドライブスルーで、とても愉快な接客をする店員さんが撮影され、「i’m lovein’ it」と絶賛されていました。
動画:Cheeky McDonald’s Drive Through(facebook)
https://www.facebook.com/LADbible/videos/2883730795007425/[リンク]
注文受付マイクの前にて
客「バーベキュースモークハウスセット1つ」
店員「OKボーイズ、チキン? それともビーフ?」
客「ビーフで」
店員「やっぱビーフだよな! ドリンクは何にする、バッドボーイ?」
客「コーラ」
店員「オイオイ、クラシカルコーラか! 他には?」
客「チキンナゲットセットを2つ」
店員「ラブリーなナゲットセット2つね。それでピカチューの選ぶドリンクは何かな?」
客「7Upで」
店員「2つとも7Upね、合わせて14Upだ! ソースは何味?」
客「スウィートチリはある?」
店員「スウィートチリ味のソースだね。他には?」
客「マックチキンサンドセットをレタス抜きでお願い」
店員「サンドイッチをレタス抜き、いいとも! ドリンクは何にする、バッドボーイ?」
客「チョコレートミルクセーキ」
店員「チョコセーキ! 口が悪いのは気にするな! 他には?」
客「以上で。ありがとう(笑)」
店員「ゴージャス! この先のカウンターで待ってるよ、マイフレンド。チャオ!」会計窓口にて
店員「20.36ポンドね。現金? カード?」
客「カードで」
店員「オゥ、大胆だね。非接触式かな? パラッパッパッパー!(「i’m lovein’ it」CMのジングル) またどうぞ!」
客「(爆笑) 頑張って!」
みんなが知っているマクドナルドCMのフレーズを取り入れたり、砕けすぎた態度をさりげなく釈明していたりと、センスの良さが光る接客術。動画を撮影した若者たちは、このフレンドリーな店員さんの受け答えにバカウケ。動画を見た人たちも「自分の仕事に誇りを持ってやってる感じがいいね」「彼を昇給してやってくれ」「ファストフードの店員がみんな彼みたいだったら世界はもっと幸せになる」と肯定的でした。実際、こんな店員さんに遭遇してしまったら、次はどうやって返してくるか期待して、ついつい余計に注文してしまいそう。そういえば以前読んだ本によると、日本のマクドナルドで行われている接客技術のコンテストで優勝したあるクルーは、特別美人でもない普通のおばさんなのに、思わず客が引き寄せられてしまう魅力的な笑顔の持ち主で、レジの売上もダントツだったそうです。
マクドナルドはこの愉快な店員さんについて、「彼のお客様に対する態度と積極性を喜んでいます。彼はいつもお客様と同僚に笑顔を忘れません。国の上から下まで幸せな瞬間を提供する彼は、我々が雇用する若者が有能であることを証明しています」とコメント。日本ではこのところ業績不振に陥っているマクドナルド。上層部が考える新メニューなどよりも、現場でこのような“神対応”のできるクルーを1人でも多く確保することが案外復活のカギなのかもしれません。
動画とソース:『The LAD Bible』(facebook)より引用
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