ベネディクト・カンバ―バッチが、マーベルの魔術師スーパーヒーロー「ドクター・ストレンジ」をコミックから実写映画化するプロセスについて、ティルダ・スウィントン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、プロデューサーのケヴィン・ファイギのインタビューを含む新映像の中で語った。

映画『Doctor Strange(原題)』では、著名な神経外科医のスティーブン・ヴィンセント・ストレンジ医師(カンバーバッチ)が、人々の運命を巧みにコントロールしていた中で、致命的な自動車事故により両手の機能を失ってしまう。ストレンジ医師は、彼を絶望に追いやった機能不全の運動神経を回復させるために生涯かけて貯めた蓄えを使う。その後ストレンジ医師は、バロン(イジョフォー)によって神秘的な地下王国に導かれ、ジ・アンシエント・ワン(スウィントン)と出会う。

スウィントン演じるキャラクターは、ストレンジ医師の中に「可能性」を見出し、これまでにストレンジ医師が信じていなかった超自然的な次元へと、彼を誘う。

今年の始め、ハリウッドの業界が有色人種に与えられるべき役を「白人化」しているという理由で、スウィントンのキャスティングはアジア系アメリカ人によって批判された。監督のスコット・デリクソンは自身のTwitterで、「(批判に)耳を傾けているし、学んでいる」と、応えた。

プロデューサーのケヴィン・ファイギは、現在、映画に登場する悪役たちを現実世界に結び付けることに撮影クルーが集中しているところだと語る。

ファイギは新映像で、「我々は、この映画に登場する悪役たちに興奮している」と、語る。また、「悪役たちは、反対側の世界で見つけたものに魅惑された人々だ。彼らは次元間のバリアを壊すことに興味を持ち、我々の銀河を滅ぼすかもしれない」と、続ける。

カンバーバッチは、「この映画には、多くの現実世界での実写シーンやたくさんのドラマとコメディ、そして、桁外れにファンタスティックな冒険がある」と、語る。

同作には、ベネディクト・ウォンとマッツ・ミケルセンも出演する。

『Doctor Strange(原題)』は、11月4日に米劇場公開となる。

関連記事

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1524521