語学留学といえば聞こえはいいが敷居は高い。
そこで、記者が3週間の滞在を、3回繰り返すいわば『分割留学』をしながら、時系列で語学留学の実際をレポートする『セブに分割留学!』。
第3回はQQEnglish ITパーク校から少し英語を離れて旅行者も使える生活情報をお届けする。
記者が入学の時に交付された仮のテンポラリー学生IDカードは、顔写真と署名が転記されたパーマネントIDカードに差し替えられた。
また、ドミトリー(シェアハウスの寮のようなもの)がある住宅地は24時間武装警備されているため、敷地内に入るための通行証も同時に交付された。
なお、武装警備とはいっても、どこでも主要な場所は武装警備なので特別というわけではない。
まずは、コンビニから。
水道水を安心して飲むことができる国は少ない。フィリピンの水道水は硬水であるばかりではなく衛生的に飲用に適さない。
そこで基本的には学校や寮にあるウォーターサーバーの水を飲むか、コンビニでミネラルウォーターを買うことになる。
様々なブランドが売られているが、当地で見つけたファミリーマートオリジナルの水。
中身はただのミネラルウォーターなのだが、容器がなかなかおしゃれなので購入してみた。
空になったら水筒代わりにウォーターサーバーの水を入れて使っている。ただし、ただのペットボトルには違いないので使いまわす場合は、きちんと毎日洗うことが肝心だ。
そして、コンビニでは医薬品も売られている。
ビタミン剤は200円程度から買えるので、その辺のサプリメントよりはお得でマシなものだろう。
なお、英語でビタミンは「バイタミン」と発音しないと通じない。
そして、解熱鎮痛剤のイブプロフェンも300円以下とお安い。
ちょっとした頭痛や熱にはこれで様子を見るとよいだろう。
次に、QQEnglish ITパーク校から徒歩3分程度のところにあるザ・ウォークという飲食店が入った施設の中にドラッグストアがある。
最初に入校したときに学校周辺ツアーで来た両替所のある場所だ。
ドラッグストアには日用雑貨や飲み物、菓子類が置いてあるのは日本と同じ。
その中で、ファーストエイドキットを見つけたので買ってみた。
日本でも小型のこの程度のものはどこででも手に入る。だいたい入っているものといえば、包帯や絆創膏、テープに綿棒くらいなものだろう。
ちなみにお値段は318.75ペソなので700円しないくらいだろうか。フィリピンの物価からすると決して安くはない。
中を開けておどろいたのは、がっつり医薬品が入っていたことだ。
写真は中身をすべて出した状態。
逆性せっけん(消毒)
下痢止め薬(カプセル)
解熱鎮痛剤(錠剤)
総合感冒薬(錠剤)
ポピドンヨード(消毒)
アンモニア(虫刺され)
ユーカリ油・メントール
テープ・絆創膏(ばんそうこう)・ガーゼ・綿棒
これだけ入っていれば1000円出しても安いだろうと思う。
お次は日本に限らず世界ブランドのジョンソンのパウダーとボディコロン。
日本もないわけではないが、どちらかというとベビーパウダー用途がほとんどで、当地のようにクールパウダーをはじめ様々な香りのものがあるというわけではない。
また、ボディコロンも数種類あるので、香りを変えながら楽しむことができる。
日本の若い女性留学生に聞いたところによると、ボディコロンは髪につけているそうだ。
種類や大きさはそれぞれだが、写真のクールパウダーは41.75ペソ(100円ほど)、ボディコロンは18ペソ(50円ほど)だった。一番小さいのを購入して一番お気に入りのものを見つけ、次回大きいものを購入するとよさそうだ。
最後に紹介するのは学校近くのビルにあるカレーやブリトーなどが置いてあるアジアンレストラン。
記者が目を付けたのはシーシャと呼ばれるいわゆる水たばこ。
日本でも吸えるところはあるが結構高い。
ここでは150ペソ(300円強)で、これでもかというくらい吸えた。
屋外のオープン座敷のような場所で吸うことになるが、何も食べなくても構わないので150ペソだけ払って二人で30分は吸うことができた。一人なら小一時間は居座ることができるだろう。
なお、食事は一品あたり200円もしないのえ数品注文して腹いっぱい食べることが可能だ。
意外なところに意外なお土産や普段使いのアイテムがあるものだ。
ITパークというフィリピンの中でも最も安全な場所の一つである学校周辺を歩き回り、面白いものを見つけて英語で買い物をしてみるのも楽しい過ごし方だろう。
※参考記事
【セブに分割留学!】1学期-1 ジャコウネコのフンコーヒーは美味いぞ!
http://getnews.jp/archives/1519806 [リンク]
【セブに分割留学!】1学期-2 試験の結果は予想通りのズタボロ…記者の英語力動画を公開!
http://getnews.jp/archives/1520299 [リンク]
※写真はすべて記者撮影
取材協力:フィリピン政府観光省
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