古代エジプトの王座をめぐる壮絶なバトルを描く冒険アクション大作『キング・オブ・エジプト』が現在公開中。神と人間が共に存在する世界で、王座獲得の命運を左右する“神の眼”を盗み出そうとする主人公・ベックの奮闘を描いた“アトラクション”ムービーです。
本作で、主人公ベックの日本語吹替えを務めた玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)と共に、ベックの恋人ザヤの声を演じ、映画に華を添えているのが永野芽郁さん。映画『俺物語!!』や、ドラマ『こえ恋』、雑誌『セブンティーン』のモデルを務めるなど、現在最も注目されている若手女優です。今回は、永野さんに映画の見所や、アフレコをしての感想等をインタビュー。色々とお話を伺ってきました。
―本日は色々とお話を伺わせていただきます。まずは『キング・オブ・エジプト』をご覧になった感想を教えてください。
永野:エジプトについて語るところから始まるので、最初は正直難しいお話なのかなと思いました。世界史などは苦手だったので……(笑)。でも、だんだん自分が映画の世界に入っているかのような感覚になっていって、本当にドキドキしました。ジェットコースターに乗っている様にあっという間の2時間で。
―私も拝見して、本当にアトラクションで楽しんだ様な爽快感のある作品ですよね!
永野:そうなんです! ハラハラドキドキの連続で、でも笑えるし、泣けるところもあって。エジプトのお話という事で難しそうかな? と思っている私と同世代の女性や、アクションを普段あまり観ないという方も絶対気に入っていってくださると思います。
―初めてのアフレコの感想はいかがですか?
永野:スタジオに入った時は、緊張というよりも焦りの感情がぶわっと出て来ました。私が演じたザヤは、大人の優しい女性で落ち着いた声の持ち主。普段の自分の声は結構高めなので、お腹の底を意識して、芯の強い声を出せるように心掛けました。アフレコって、動いて服が擦れた音などがマイクに入ってしまうので、ずっとその場で固まっていなきゃいけなくて、手だけに力を入れていたのですけど、結果的にそのおかげで自然と声にいい具合に力が入って、想像以上に声のトーンが落ちました。
―そんな事があったのですね。実際に永野さんのアフレコを聞いて、普段の声と全然違うので驚きました。
永野:本当ですか?! ありがとうございます! 自宅で自主トレしたり、玉森裕太さんが吹き込んだベックの声を何度も何度も聴いて練習したのでそう思っていただけたら本当に嬉しいです。
―玉森さんのベックの声を聴いてみての感想はいかがですか?
永野:アフレコ初挑戦の私が言うのも違うのかもしれませんが、すごくハマっていて、この玉森さんの声のベックがいてこそ、自分がザヤを演じる事が出来たので、私にとってはもうベック=玉森さんですね!
―玉森さんとベック、そして永野さんとザヤの似ている所、はあると思いますか?
永野:う〜ん、まず私とザヤは似てないかな、と思います。ザヤはベックをいつも隣で優しく支えていて、理想の大人の女性というか……。私はまだまだ、なので憧れの存在という感じでしょうか。ベックは、普段はお調子者だけれど、いざという時にはカッコ良くて頼りになる。玉森さんは舞台挨拶等でご一緒させていただく時にお話すると、お調子者では無いと思うのですが、クールに格好良く決めていく所はあるのでは無いでしょうか。ベックの様なセリフだけでは無くて、息づかいも多いキャラクターを演じる事は難しいと思うのですが、見事にやりきっていて、本当にすごいなと思いました。
―『キング・オブ・エジプト』には色々な男性キャラクターが出て来ますが、永野さん個人的にはどの男性に魅力を感じますか?
永野:やっぱりベックですね! いざという時に頼りになる。カッコイイですよね。でも、ホルスも渋くてすごく素敵。ホルスはお父さんにしたいです。ベックが恋人でホルスがお父さん。これで完璧だと思います(笑)。
―それは最強の組み合わせですね! 私もそれが理想です(笑)。今回永野さんのアフレコの声を聴いて、また声の演技も聴いてみたいなあと思うのですが、こんな役を演じてみたい、というのはありますでしょうか?
永野:人間以外の声を演じてみたいですね! 例えば虫とか。
―虫ですか!
永野:人間以外の生き物、しかもイヌやネコじゃない生き物をやりたいんです。虫や、蟹も良いですね。今回は人間の声をやらせていただきましたが、虫や蟹の声ならもっと違う自分とも会えそう……(笑)。想像がつかなければつかないほど面白いと思うので。
―永野さんの演じる虫や蟹の声、いつか実現する事を楽しみにしています(笑)。
永野:こういう事って言葉にした方が絶対良いですよね!(笑) 虫や蟹のキャラクターお待ちしております!
―今日は楽しいお話をどうもありがとうございました。
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