好事家たちの間では「謎肉」「あの肉」「しょっぱい塊」などと呼ばれて親しまれている『カップヌードル』の具材。正式名称『味付豚ミンチ』。
9月12日(月)より、その“謎肉”の量を10倍にした『カップヌードルビッグ“謎肉祭”肉盛りペッパーしょうゆ』が発売されると聞きつけ、ガジェット通信ではソッコーで現物を入手。さっそく実食してみたのでレポートをお届けする。
“謎肉”10倍に歓喜
人々が“謎肉”を抱え上げるという、狂気とフェスティバル感あふれるパッケージが目を引く『カップヌードルビッグ“謎肉祭”』。
裏面を見ると、「『カップヌードル』はおかげさまで45周年。感謝の気持ちを込めて、『カップヌードル』の人気具材“謎肉”を通常の10倍入れました!」と記されている。「感謝の気持ち」=“謎肉”という発想に困惑しながらも、“謎肉”の呼称がオフィシャルだったことに驚きを隠せない。
フタを開けると、明らかにボリュームアップした“謎肉”がゴロゴロ。思わず笑ってしまった。そして押し寄せる多幸感。
通常の『カップヌードルビッグ』と比べると、その違いは一目瞭然である。『“謎肉祭”』の方にはエビが入っていないのがやや残念か。
お湯を注いで3分。“謎肉”の“謎肉”感が増して、ますますその“謎”は深まるばかり。
ひと口食べれば、“謎肉”から染み出たと思われる旨みとペッパーの風味がガツンをきます。しなやかでコシとつるみのある麺にイヤでも“謎肉”がまとわりつき、もはや“肉”を食べているのか、“謎”を食べているのか分からなくなってくる。
“謎肉”を愛する謎ニッカーたちは、これを食べずに、今後“謎肉”を語ることはできないぞッ!
45倍で“謎肉”ワッショイしてみた
パッケージを見た瞬間から何か違和感がぬぐいきれなかった筆者。
「45周年記念なのに、なんで10倍なの? 45倍にしちゃえばイイじゃん」
というワケで作ってみました。
大橋巨泉よろしく「さらに4.5倍!」と、『カップヌードルビッグ“謎肉祭”』4.5個分の“謎肉”を堪能する贅沢っぷりを発揮。バチが当たりませんように!
具材の味の濃さも4.5倍なので別に人へオススメすることはないのだが、「感謝の気持ち」への「お返しの気持ち」は誰かへ伝わったに違いない。
現在もその原材料については謎のベールに包まれているが、何はともあれ、“謎肉”のウマさは永遠に続くと確信した2016年の晩夏だった。
日清食品『カップヌードル』紹介サイト:
https://www.nissin.com/jp/products/brands/cupnoodle/
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