ポケモンGOのおかげでシェルターのすべての保護犬に里親が見つかった?
ポケモンGOをしながら散歩ボランティア
連日大きな話題となっている『ポケモンGO』。プレイヤーが実際に屋外を探索するシステムは賛否両論となっています。その中で“賛”のニュースとして取り上げられていたのが“ポケモンGOをしながら保護犬の散歩ボランティア”というユニークなアイディア。アメリカ・インディアナ州の都市・マンシーにある動物愛護団体『Muncie Animal Shelter』が実施したものでした。
団体のfacebookで「ポケモンドッグ」と一緒にポケモンを探しに行こう!と、シェルターの犬の散歩ボランディアをポケモンGOのプレイヤーに紹介しています。
そういえばどちらも歩き回るという共通点が(イメージ画像https://www.pakutaso.com/20160638174post-8213.html)
一緒にいたら返したくなくなり里親に、感動的なエピソード
ゲームを楽しみながらボランティアができる、というアイディアは注目を集め、日本でも報道されました。しばらくして、さらに驚きのニュースが。
ポケモンGOのために散歩をしたことがきっかけで、そのまま犬の里親になった人が続出。また散歩の様子をSNSで見た人からも里親希望が寄せられ、シェルターの犬すべてに里親が見つかった、というものでした。多くの人々がその知らせに感動し、広く拡散されました。
団体が誤報であることを伝える
団体のfacebookを見ると「誤報」の文字が
しかし、実際にその団体のfacebook見てみると「misinformation(誤報)」という文字を含む投稿が。
ポケモンGOプレイヤーに向けた散歩ボランティアそのものは実施されていますが、その効果ですべての犬に里親が…というのは、団体と全く無関係のところから流れた誤報だったのです。
こちらの投稿には誤報を知らせる記事の紹介のほか、里親を必要としているペットたちがシェルターにはたくさんいることも伝えています。
we have a shelter full of wonderful pets that need great homes!
Dogs for adoption Muncie Animal Shelter (https://www.facebook.com/MuncieAnimalShelter/photos/?tab=album&album_id=887578794657874)
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(執筆者: sawa) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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