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Aviutlのグローの使い方

2020/07/22 16:34 投稿

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グローでオブジェクトを光らせよう

Aviutlには光らせるタイプのフィルターが用意されていますが今回はグローを紹介します。こういうフィルターは総じて処理が重い傾向がありますが、グローはその中でも軽い方で、割と気軽に使っていけるフィルターです。使うことが多いので使い方を抑えておきましょう。

グローの追加方法

グローは動画、画像、図形、テキストなど大体のオブジェクトに効果を掛けることができます。オブジェクトの設定画面の右上にある[+]ボタンを押してグローを追加しましょう。




各パラメーターの解説

グローを追加すると下の方に設定画面が追加されます。基本的にこういった効果は4つのパラメーターを操作できます。グローの場合はそれに加えて色などの設定も変更できます。


強さ  グローのかかり具合を変更できます。値が大きくなるほど処理が重くなります。



拡散  オブジェクトから溢れた光の広がり具合を変更できます。


しきい値  光らせる基準値を設定します。

基準値というのはオブジェクトの色の明るさのことです。ある明るさよりも明るいとグローがかかり、それよりも暗いとグローがかかりません。しきい値が0の場合、黒以外のすべての色が光りますが、しきい値が大きくなるにつれて明るい色しか光らなくなります。しきい値が100になるとどの色も光りません。


ぼかし  溢れた光にぼかし効果をかけます。そこまで大きな変化はありません。


その他のパラメーター

色や光の形状はここで設定できます。


形状  溢れる光の形を変更できます。


光色の設定  溢れる光の色を設定します。

色指定なしに設定すると元のオブジェクトの色で光ります。

光成分のみ  オブジェクトを非表示にし、溢れる光の色だけ表示します。


適切な設定をしよう


上の画像をご覧ください。光っているとはもはや言い難く、赤いモヤモヤがまとわりついているように見えます。何事も説得力が大事です。ちゃんと光っていると思わせるように適切に設定しましょう。光色は純色(一番鮮やかな色、色選択画面でいう右上)を使うのを避け、薄い色を使いましょう。グローの掛けすぎもいけません。強さを控えめにして拡散の方で調整することでそれらしくなります。


また、オブジェクトにグロー効果をかけるだけでなく、別の図形オブジェクトにぼかしを加えたものを重ねることで、光が拡散している様子を表現できるので、よりそれらしくなります。下の画像では円にぼかしを加えたものを加算レイヤーで合成しています。


グローを実際に使ってみよう



上の画像では、テキストとパーティクル(光の粒)にグローを使っています。文字を光らせることでお手軽にかっこよさを演出。ただし、文字が読みにくくなるほどグローを掛けるのは禁物です。薄く掛ける程度に留めておきましょう。発光系のフィルターの中でもグローは処理が軽い(とは言っても全体でいうと中程度)ので、パーティクルのような大量にオブジェクトを描写するタイプのものにも向いています。背景は黒から緑に変わるグラデーションを使って奥から光が届く表現を追加、中心にカスタムオブジェクトのフレアとレンズフレアを追加することで表現に説得力をもたせています。発光を表現するときはグローだけに頼るのではなく、様々な手法を組み合わせましょう。

一見複雑に見えても、単純な効果を組み合わせている場合が多いです。



このシーンも文字に薄く赤いグローを掛けています。グローは効果が派手で分かりやすいのですが、ここではあくまで補助的に使用するにとどめています。なお、光の表現を行う際は背景の色も重要になります。上の画像のように背景が暗い色の場合、非常によく映える映像となりますが、逆に明るい場合はかえって見ずらいだけになってしまいます。

こちらの画像は文字にグローを掛けていますが、文字がぼやけて見えるので読みにくくなってしまいます。光色を濃くするか、シャドーを使って文字の周りを暗くすることを検討してみてください。ただし、文字が登場した瞬間だけ光らせるという場合は気にしなくていいです。


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