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馬刺しみかんに山猫~銀河へ~

原作/二次創作という概念の崩壊を目指して

2015/11/15 11:26 投稿

コメント:17

  • タグ:
  • 馬刺しの人

前回記事に関して下記のようなコメントを頂いたので、コメント欄で返信しようかと思ったが、ボリュームが膨らんでしまったので別記事にてお届けする。


”ただ何かしら想定されてるとは思いますが二次創作、パクリ、版権侵害へのサービス運営側の対策/対処が大変そうですねぇ…Entyの「どれくらいの収益となり得るのか?」で挙げている人がすでに二次創作を全面に押し出してますし(魔女宅とアナ、ナルト…他もほぼ版権物?)。”


真にもって真っ当な危惧である。
が、実のところ私の考えでは全く問題ない、というか問題ではなくするのを個人支援の流れに期待している。
Entyに関して言えば運営が実際どうするかはわからない部分もあるが、個人的な意見では「人」にフォーカスを当てた支援体制こそ、こういう二次創作の扱いやパクリ、著作権というもののいびつさに対する回答になると思う。


まず、私が一連の論を述べた底意には「これからのコンテンツにおいては一次創作/二次創作、オリジナル/パロディという考え方そのものが機能不全を起こす」という認識が有る。ふぁっきん著作権。
私は、これらの概念は、本質的に「流布して変質して影響しあう」のが当然のアイデア・コンテンツを物品用の商習慣で取引するために生み出された小手先の手法であると考えるのだ。


そもそも論をすればインスパイア元を持たない創作など無いし、ニコニコ動画のようなプラットフォームではコンテンツ同士の水平な相互影響が多種多様なコンテンツを生み出して居る。例えば私の動画など、ゲームからMMD、世代のネタなど実に様々なところから素材となるものを引っ張ってきている。
その素材自体がすでに二次以上の多次創作物であることも多い。
その複合で出現するものが個々の素材の二次創作であるというのは、既にかなり無理があると思うのだ。

コンテンツとは本来、こういう融通無碍でこそ栄える性質を確実に持っている。

であれば、コンテンツにおける評価基準は面白いか面白く無いかだけであり、そこに一次も二次もオリジナルもパロディもあるまいというのが私の考えである。


こう述べると、「二次創作は一次創作のふんどしで相撲を取っているのであり、土台となっている原作と同じ扱いなど不公平だ」という声が出るだろう。

そこで「作品」ではなく「人」という単位なのだ。

いわゆる原作者と、他人の褌で相撲をとる「だけ」の作家では明確に違うものがある。
それは「面白いものを生み出し続けられるか」という点だ。
本当に乗っかることしか出来ない人間は、一時一部の視聴者から人気を博することがあっても、それを持続させることが極めて難しい。
まして、原作者を超えることなど不可能だろう。
もし原作以上に人気を博し続けるとしたら、やはりそこにはただの真似では無い何かがあると思うのだ。

だがそもそも、制作者に対する支援ならこんなことを論ずる必要自体無い。

仮に原作者・二次作家A・二次作家B・読み専ファンが居たとしよう。
読み専ファンは原作者マジリスペクトで、作家Aの作品も好き、Bはそれほどでもない。
なので、原作者に1000円支援して作家Aには気持ちの100円、作家Bには声援だけ。

これでいいのである。

さらに、二次作家Aは原作者を神だと思ってるので、自分に対して集まった支援の半分を原作者に支援、作家Bは違う原作者にもお世話になってるのでそれぞれの原作者に500円ずつ支援。
さらにさらに、原作者は作家Aの作品も作家Bの作品も面白いし自分の作品を利用してるだけでなんだか嬉しいので、メッセージ代わりにABに100円づつ支援。

これはあくまで理想形だが、私が思い描いているのはこれだ。
個人支援の場合、原作も二次創作もパロディも競合しないのだ。
白だとかグレーだとか黒だとかで悩む必要もない。

もちろん、生の人間などそうそう公明正大度量広く行くわけないので、絶対問題は起きる。
それでもなお、この支援スタイルは「コンテンツを商品という軛から解き放つ」きっかけになるかもしれないと期待しているのだ。


コメント

onazimaimai (著者)
No.16 (2015/11/16 08:22)
>>10
人を見てカネを払う判断を正しく出来るのか?
これはこのシステムの正に急所だと思います。
これに関しては私も全幅の信頼なんて到底出来ないので、既存のシステムを個人支援システムで置き換えろとか言えません。
作品はスゴイんだけど人間としてアレな作者とか明らかに不利ですしね。
現在より選択肢を広げるぐらいの役割が適正だと思います。

パトロンの財布の奪い合いではないか?
これもそのとおりだと思います。
ただ、これまでその財布が開拓されないフロンティア状態で、個人支援システムはそこへの窓口で、それが開くことでこれまでのフィールドで見れなかった創作や活動が見られるようになるのではないかと期待してます。
新マップ開放!ぐらいのノリでいんじゃないかと。

理想はともかく現行法で訴えられたらどうするのか?
どうするんでしょうね?
この辺はEntyさんの判断ですので私としては何とも言えないのですが、希望としては不介入、場を提供してるだけですという態度でいて欲しいですね。
onazimaimai (著者)
No.17 (2015/11/16 08:27)
>>11
こういう簡素なところも実は気に入ってます。
作品発表の場と言う形だと、どうしても路上パフォーマーとかコメント職人とかの芸人系がカバーできなくなりますし。
作品発表しあう場は既にPixivとかニコ動があるわけですので、そういうのと違ったジャンル横断的にカバーしようと思うと、自然こういうスタンスになるかなと思います。
イメージ的に初期のヤフオクの「バザーの場だけ提供して後は知らん」ぐらいの感じが嬉しいんですけどね。
そうえんヤクルト優勝やったぜ
No.18 (2015/11/22 03:38)
割るような人ってそもそも買わない印象
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