クライアントへのご挨拶やお詫び、お祝いなど......ビジネスにおいては、手土産を持参する機会が意外と多いもの。
手土産をお渡しする際に一番大切なのは相手の方への心遣いや気配りですが、それがきちんと伝わり、喜んでもらうためには、マナーがしっかり守られていることも重要です。
「老舗通販.net」では、手土産のビジネスマナーをいまいちどおさらいして、具体的にはどんな品物がふさわしいのかを選んだものが紹介されていました。
◆初めてお訪ねするときの手土産
自宅・会社の近所にある名物店などのお菓子を贈ると自己紹介のツールになり、会話の糸口にもつながります。この機会に相手の好みも探れるとなお良いですね。値段は1000円程度のものが相手の心理的負担にならなくて◎。
>>たとえば...
[榮太樓總本鋪 江戸のおやつ 2袋入 マコロン/姫かりんとう]
◆2回目以降にお訪ねするときの手土産
2回目以降は、相手の状況や都合・好みなどがある程度わかっているはずですので、これらを考慮したものを選びましょう。「ありがとうございました」「美味しいものを見つけました!」など、手紙やカードを添えるのも良いかもしれません。気を遣わせないように帰り際にお渡しするのがマナー。
>>たとえば...
[亀戸船橋屋 最中日和]
◆開店・開業のお祝いの品
お店やオフィスで使う調度品や、お酒、お菓子等の消耗品などが喜ばれます。表書きや熨斗には【御祝】・【祝開業】・【祝御開店】・【寿】と書きましょう。また開店・開業のお祝いに限っては、目上の人に現金を包んでも失礼にあたりません。相場は、10,000円が一般的。この際の表書きや熨斗は【花輪料】・【生花料】などです。ちなみにNGなのは「火」や「倒れる」などの言葉に関連するもの。
>>たとえば...
[日本橋さるや 千両箱・大入・隈取セット]
◆お詫びの手土産
できるかぎり早いタイミングで誠心誠意お詫びしましょう。手土産は最初に渡すと"モノでごまかそうとしている"と思われてしまうかもしれませんので、謝罪の気持ちが伝わってからお渡しします。品物は華やかなパッケージのものではなく、控えめな外見の和菓子をお贈りするのが無難。ただし中身はそれなりに値の張る、高級感のあるものにしましょう。また、相手に品物が見えないように、風呂敷などに包んでバッグに入れて持って行くのもマナーです。
>>たとえば...
[とらや 化粧箱入 小形羊羹 48本入]
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(文/編集部・吉川)