近年、ブルーライトカットの眼鏡が発売されたことによって注目を集めている「ブルーライト」。そもそもブルーライトの正体って一体どんなものなので、何が人体に影響を及ぼすのでしょうか?
近年、デジタル機器のディスプレイが液晶ディスプレイから、ブルーライトを多く発するLEDにシフトしていったことによって話題になっていますが、「太陽笑顔fufufu..net」によると、ブルーライトとは紫外線と同じく太古の昔から存在している光の1つであり、空の青色はブルーライトが作り出しているのだとか! 実は、自然光からも浴びているものだったのですね。
では、ブルーライトの問題点とは何なのでしょうか? ポイントは、「ブルーライトは高エネルギーな紫外線に1番近い性質を持つ光で、目の角膜や水晶体で吸収されずに、その先にある網膜まで達し」てしまうこと。過度なブルーライトを入れることで、以下の影響が指摘されているそうです。
・目のエイジングを早める
・サーカディアンリズム(朝目覚め、夜眠くなる身体に刻みこまれたリズムのこと)を乱す
・スマホやテレビに熱中すると"隠れ時差ボケ"に
しかしながら、ブルーライトを朝から昼にかけて青空の下でしっかりと目に入れると、身体は本来のリズムを取り戻すこともわかっています。「太陽笑顔fufufu..net」では、ブルーライトと上手に付き合うメソッドも挙げられていました。
■朝
・起きたらまず朝日を浴びる
・日中は青空の下で光を浴びる時間をつくる
・ほうれん草、ブロッコリー、レバー、卵黄など抗酸化食品を摂って目のケアを
■夜
・スマートフォンやパソコンの画面は可能な限り白黒反転させる
・目と画面の距離が近づきすぎないよう注意する
・ブルーライトカットメガネや液晶保護フィルムを利用
・就寝2時間前にはデジタル機器を使うのを控える
・照明を落とした暗い寝室でスマートフォンなどのデジタル機器を操作しない
個人的に、てっきり悪いもののように思っていたブルーライトですが、私たちの身体を整えてくれるものでもあったのですね。ブルーライトを完全にシャットアウトすることは難しいですが、上手に付き合う工夫は取り入れたいもの。「太陽笑顔fufufu..net」ではより詳しい説明や方法が書かれていますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
photo by Thinkstock/Getty Images
(文/編集部・寺田)