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日本ならではの粋な楽しみ! アートを身にまとう、新感覚の浴衣が登場

2013/06/14 19:06 投稿

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近年、ますますデザイン豊富な夏の浴衣。いざ選ぼうとすると目移りしてしまいますよね。今年の夏は、人と違った特別な1着が欲しい! と考えている方には、ちょっと変わったこんな浴衣はいかがでしょう?


着物のセレクトで定評のある老舗デパート「髙島屋」と現代アーティストがコラボした「ARTゆかた10」。アートコレクター石鍋博子氏が選んだ10人の気鋭作家が、それぞれ斬新なデザインの浴衣をクリエイトしました。


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動く立体作品で知られる足立喜一朗氏の浴衣。立体作品を作る前に細いボールペンで描くという、抽象的なドローイングを柄にしています。テーマは「銀河」。オトナ女性に似合いそうな繊細な作品ですね。


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日本画家の岩田壮平氏の作品。水面に映るの背の煌びやかな美しさと、夏の朝に咲く朝顔のすがすがしさ――両極とも思わせる東洋の美が1つの浴衣に表されました。


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世界で最も美しいとされる蝶「ヘレナ・モルフォ」と、女性の内面性を描いた杉田陽平氏の作品。セルリアンブルーのゆかたに、油彩画を元にした鮮やかな帯の取り合わせはハッとするほど新鮮です。再生や生まれ変わりなどの意味も込められているのだそう。


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藤元絢子氏の浴衣は、まるで抽象画のような斑入りの椿の花がダイナミック! 帯は「都会の人工的な明かりに彩られた夜桜」をイメージ。赤と黒のコントラストが、艶やかな女性を演出してくれます。


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東京をはじめ、アメリカ、ポーランド、イタリア、カナダなど海外の美術館での展示も多い松原健氏の作品。移り変わる「水」の形に夏の記憶を託した浴衣に、「水と空」を表した青い帯を取り合わせました。青の美しさを極めた逸品に、うっとりしてしまいます。


着物愛好家でもある石鍋博子氏のセレクトらしく、アーティストの個性が "ゆかたの美"と融合した魅力あふれるラインナップです。商品は日本橋、横浜、新宿の髙島屋店舗およびオンラインショップで購入可能。6月22日(土)には東京の髙島屋日本橋店、新宿店で石鍋氏と作家が登壇するトークショーも行われます。


アートを浴衣として身にまとうなんて、日本ならではの粋な楽しみ方! 素敵に着こなして、夏のイベントに出かけてみませんか。


「ARTゆかた10」
展開店舗:高島屋(日本橋、横浜、新宿)、タカシマヤオンラインストア
展示期間:高島屋日本橋店/6月19日(水)〜6月25日(火)
高島屋新宿店/6月19日(水)〜6月25日(火)
高島屋横浜店/6月17日(月)〜6月25日(火)
予約期間:7月31日(水)まで。
価格:浴衣 39,900円(綿100%)、50,400円(ポリエステル100%)、帯 15,750円
Tel:045-311-5111(横浜高島屋)
03-3211-4111(日本橋高島屋)
03-5361-1111(新宿高島屋)


ARTゆかた10


(文/田邉愛理)

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