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感動的な肌触り! 梅雨時期にさらっと着たい極上インド綿ウェア「Anokhi(アノーキー)」

2013/05/27 21:07 投稿

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蒸し暑くなってくると、さらっとしたインド綿のウェアが欲しくなります。通気性と吸水性に優れたインド綿の服は、じめっとした日本の梅雨時期にも大活躍するアイテムです。


世の中には多くのインド綿ウェアが流通していますが、気をつけたいのが色落ちと生地のクオリティ。製造工程によっては何度洗濯をしても色が落ちてしまう製品があったり、ほつれたり破れやすい生地があるのも確か。また、インド綿のシャツやサマードレスは、1歩間違えば安っぽく見えるので、着こなしがなかなか難しいのです。


インド綿のウェアを上品に安心して気こなすことができるなら、きっと蒸し暑い日本の夏も快適に過ごせるのでは。そんな期待に応えてくれるのが、インドの人気ファブリックブランド「Anokhi(アノーキー)」です。


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130527anokhi01.jpg「アノーキー」は、1970年に英国人デザイナーFaith Singh女史が夫と共に設立したブランド。


歴史の街ジャイプルには、緻密な木彫りのスタンプを手押しして作るブロックプリントという伝統的手法があります。しかし当時のインドの経済システムは職人にとって不利なもので、技術の伝承も失われつつありました。


それを憂いた彼女は、職人とパートナーシップを生み出し技術を継承できる環境づくりを志したのです。


質の良いインド産コットンと天然の植物染料を使い、ブロックプリントなどのインドの伝統的なクラフトワークを取り入れたファブリックは、創業当時すぐに話題となりロンドンでも一大ムーブメントを引き起こしました。さらっとした風合いと、職人たちが手間ひまかけてつくる花や幾何学モチーフの一枚は、今でも世界中にいる多くのファンを魅了しています。


素材や製法はローカルに根付いている一方、欧米のマーケットを意識したデザインで、縫製のレベルも世界水準。インド綿の服というとリゾートやオフにしか着れない印象がありますが、アノーキーならばオフィス着に活用できるアイテムも見つかりそうです。


130527anokhi02.JPGショップはインドのみで残念ながら日本は未上陸ですが、いくつかのネットショップで取り扱われています。


ジャイプル郊外にはハヴェリ(邸宅)をリノベートして作られたアノーキー博物館があり、アノーキーやハンドプリントの歴史をじっくり知ることができるので、布好きの方は是非1度訪ねてみることをおすすめします。


photo by Anokhi Facebookページ


Anokhi


(文/さとう葉)

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