お仕事にメールはつきもの。ひっきりなしにメールが来るので、頻繁にチェックしないと追いつかないという人は多いのではないでしょうか。
最近はスマートフォンでもメールチェックできるので、チェック頻度はますます上がっていることと思います。
ところが、兄弟サイト「ライフハッカー[日本版]」によれば、米カリフォルニア大学の研究では意外な事実が判明したそう。「頻繁にメールをチェックする人は、その習慣をやめると仕事での生産性が上がる」というのです。
「メールを他の人より2倍のペースでチェックしている人の心拍数は、『かなり興奮した』状態で一定していました。そのような人を5日間メールから離れさせたところ、より自然な心拍数への変化が見られました 」
つまり、メールチェックを頻繁にすることで人はかなりのストレスを受けているということ。そのせいで集中力が下がり、生産性も落ちるのだそうです。そこでメールチェックの回数を減らしたところ、ストレスが減少して仕事の効率も上がったというわけですね。
研究者は「メーラーにログインする時間を管理し、新着メッセージ数をバッジ表示する、メールをチェックせずに済ますなど、何か他の方法を使った方がいい」と指摘しているとのこと。
仕事の効率を上げようとしてしょっちゅうメールチェックをする、というのは逆効果だということですね。メールとの付き合い方、ちょっと見直してみたほうがいいかもしれません。
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(文/編集部・吉川)