六本木ヒルズのヒルズカフェ/スペースが、5月26日(日)まで世にも華麗な期間限定ハイジュエリーミュージアム&カフェに変身しています。仕掛け人は、パリのヴァンドーム広場に店を構えた最初のメゾンジュエラー「ブシュロン」。
会場にはフラワーアーティスト東 信氏による庭園のインスタレーションが設置され、瑞々しい緑の生け垣を額縁に、最新コレクション「アルティザン ドゥ レーヴ」(夢のアルティザン)が展示されています。
ジュエリーと植物が融合!
見たことのないコンテンポラリーアートの世界
創業以来、自然から多大なインスピレーションを受けてきたという「ブシュロン」。最新コレクションも植物や動物がモチーフとなっています。花々のなかで輝くジュエリーの美しさは、写真ではなかなか伝えられないほど。
かつてブシュロンの当主が妻に贈ったという、幸福のアイコン「ヘビ」をモチーフにしたネックレス。
ジャングルを思わせる緑、南国の希少な花々の中で、ジュエリーの動物たちが生き生きと動き回るイメージです。
力強い野生のアイビーを表現。爽やかなガーデンをイメージしています。
おとぎの国に迷い込んだような、白い花々で埋め尽くされた世界。パールやダイヤモンドを散りばめたジュエリーの輝きが静かに引き出されています。
ブシュロンが持つ代表的な特徴のひとつ「カボション・カット」。これは宝石をカットする際に、石を丸い山型に整えて研磨する方法です。生命力に満ちた蘭の花で、より神秘的な世界観を表現しています。
ブシュロン独自の「クエスチョンマークネックレス」を再解釈した、プロジェクトのメインイメージとなる作品。蝶やトンボ、クジャクの羽根が贅沢に束ねられています。1枚1枚の繊細で複雑な作りは、まさに芸術。
プレスプレビューでの1コマで、世界的に活躍するフラワーアーティストの東 信氏は、期間中のメンテナンスを重視しており、少しずつ手を加えて、さらなる魔法をかけていきたいと語っていました。
儚い自然の美が、人間の手でこんな風に永遠の美に昇華されるのだと、改めて感じる「ブシュロン」の作品たち。アルティザン(職人)への尊敬の念がわいてくる見事な展示です。
各ジュエリーのキャプションにはQRコードがついていて、スマートフォンで読みとると制作過程のムービーを見ることができます。これほどの「ブシュロン」の1点物ジュエリーが日本にそろうのは、滅多にないことなのだそう。軽い食事や飲み物を楽しみながら、夢のような美の世界に浸ってみてはいかがでしょう?
ブシュロン×東 信「夢のアルティザン」
ハイジュエリーミュージアム&カフェ
5月26日(日)まで
会場:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース
時間:11:00〜21:00
ブシュロン カスタマーサービス:03-5537-2203
[ブシュロン]
(文/田邉愛理)