心の美しい人は、真実、その顔も美しい。心貧しければ、その貧しさを、心おごれば、そのおごりを、鏡は容赦なく映しだす。人生の荒波にもまれ、試練に耐えてなお、心美しい清々となった人、美しい心を持ち続けた人は、鏡に映ったその顔もまた美しい。白髪がはえても歯がぬけ落ちても、その美しさはだれにも及ばぬ気品と人間性に凛然として輝くものだ。 ——高峰秀子
昭和を代表する名女優でありエッセイストでもあった、故・高...
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