フェイスラインのたるみや目尻のシワが気になりだすと、「肌の衰え」について意識せざるをえなくなりますよね。しかしそれは本当に「肌」の老化だけが原因なのでしょうか? 最近の研究で、ちょっと意外な事実が明らかになったようです。
それは、顔のたるみやシワの原因の1つに「頭蓋骨の老化」があるということ。「太陽笑顔fufufu..net」によると:
「各年代の男女の頭蓋骨をMRIで撮影して比べてみると、高齢になるほど頭蓋骨が下方向へと崩れ、眼窩(がんか)という眼球の入る穴が拡大している......という結果が報告されています。これらの変化は、頭蓋骨の骨量が減少してしまう、つまり頭蓋骨が痩せてもろくなる『骨粗しょう症』が原因であると言われています」
このようにして頭蓋骨が痩せると、頭皮がたるんでフェイスラインがぼやけるのだそうです。さらに、あごが痩せて口元のシワが増える、ほうれい線が濃くなる......などの変化もあらわれるとか。つまりこういった老け顔への変化は、肌の老化だけでなく「頭蓋骨の老化」のせいでもあったんですね!
女性は女性ホルモンの減少にともなって骨密度が低下することは避けられないそうですが、丈夫な骨の維持のためには骨密度だけでなく「骨の質」も重要なのだそう。
骨の質を上げるために必要な栄養というとまずカルシウムが思い浮かびますが、実は骨の約50%はコラーゲンでできています。ですので、大豆イソフラボン(納豆、豆腐、豆乳など)や、ビタミンB群(レバー、モツ類、海藻など)、ビタミンK(納豆、卵、ほうれん草など)の摂取で良質なコラーゲンを体内に取り込みましょう。
また、毎日10分程度のプチ・エクササイズも骨の強化に有効だそうですよ。
"頭蓋骨のアンチエイジング"については「太陽笑顔fufufu..net」にてさらに解説されていましたので、詳細はこちらへどうぞ。
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(文/編集部・吉川)