雛祭りも過ぎ、春はすぐそこ。始まりの季節ですし生活用品なども新調したくなりますね。仕事で使う手帳とは別に、プライベートの日記帳をお持ちの方もいるのではないでしょうか。機能重視の手帳とは違って、日記帳は自由な趣味で選ぶことができるので楽しいですよね。
4月から心機一転、新たな日記帳をお探しの方に、ちょっと変わった品をご紹介しましょう。その名も「京都千年日記」です。
この日記帳を出版している光村推古書院からは、京都ファンに人気の手帳「京都手帖」も出ていますが、この「京都千年日記」はその「京都手帳」とも一味違うんです。
手帳よりもちょっと大きめサイズで、表紙と背表紙は厚紙仕様です。ページは何と蛇腹折。さながら神主さんが神様に捧げる祝詞か、僧侶が携える経典のようで、和風情緒が感じられます。
また、季節を感じることのできるお料理や食べ物の写真が週ごとに掲載されているので、ページをめくるのが楽しくなりますよ。これなら三日坊主にならず続けられそうですね。
お値段は3150円と日記帳にしては少々お高めですが、今までにない日記帳をお求めの方にはおすすめです。年度版ではなく、どの月日からでも始められるので、4月を待てない方は今すぐどうぞ。特別な日記帳で素敵な1年にしたいですね。
[光村推古書院]
(文/六島京)
六島京秋田県出身、京都在住。臨床検査技師免許を持ち、某法医学教室にて解剖補助の経歴を持つ。推理小説、京都、B'zをこよなく愛し、推理作家を目指して奮闘中。尊敬する推理作家は横溝正史、江戸川乱歩、有栖川有栖、綾辻行人。