年度末で手帳の買い替えを考えている方、お気に召した品は見つかりましたでしょうか? 文房具店に並ぶ手帳のデザインに物足りなさを感じている方は、オーダーメイドという手もあります。
それも、ただのオーダーメイドじゃありません。手持ちの着物の生地でオリジナルの手帳を作ってもらえるサイトがあるんです。
こちらの「京都 おはりばこ」、京都は紫野の創作和小物屋さんです。十八番はつまみ細工(小さな正方形の布をピンセットでつまんでいき、梅や菊、桔梗などの花を作る細工)の髪飾り。季節感を大切に、現代的にアレンジした作風になっているのが特徴だとか。こちらも気になりますね。
「おはりばこ」では、着なくなった着物のハギレ、風呂敷や手ぬぐいなど、身の回りの布を小物に変えるサービスをしているそうなんです。お気に入りの布が新たな小物に生まれ変わって、また一緒にいられるのは嬉しいですね。
手帳を作るのに必要な布のサイズは20×40cmが1枚、栞用の4×4cmが2枚とわずかな大きさです。これなら気軽にオーダーできそう。
セミオーダーの手帳も大人気で、すぐに完売してしまうのだとか。なるほど、どれも素敵な柄で、迷っている内に先を越されそうです。
オーダーメイドで思い出の布を蘇らせるもよし、セミオーダーでお気に入りの1冊を購入するもよし。手帳だけでなく、和小物にも興味のある方はおはりばこさんのサイトを覗いてみてくださいね。
(文/六島京)