photo by Thinkstock/Getty Images
女性の大敵、ストレス......! しかしストレスから完全に逃れるというのは、責任ある仕事をまかされ、家庭での役割も大きいカフェグローブ世代には難しいところ。
ただし、「ストレスから逃れること」はできなくても、「ストレスを感じた時の対処法」を改善することはできるのだとか。
兄弟サイトであるライフハッカー[日本版]では、米・コロンビア大学の心理学者Heidi Grant Halvorson博士による、科学的に効果が証明されたストレス対処法について紹介されていました。
[1]自分の失敗を受け入れる
研究によれば、「失敗を許さない、自分に厳しい姿勢の人」よりも「失敗を受け入れて、そこから学ぶ姿勢の人」のほうがパフォーマンスが上がって成功しやすいのだそうです。「ストイックな人ほど成功する」という一般的なイメージとは逆なんですね。
[2]考え方を抽象化する
たとえば「運動をする」を具体化して考えると「2km走る」になり、抽象化して考えると「健康になる」になります。同じように、「残業している」は「つまらないメール処理に追われている」ではなく「キャリアのために頑張っている」と考えれば、モチベーションは下がらないというわけです。
[3]行動を習慣化する
ストレスの大きな原因の1つは「何かを決定すること」なのだそうです。会議の日程はいつにするか、上司への報告では何を話すか、今日の夕食の献立はどうしようか......。そんな風に何かを「決定する」時、人は一時的に緊張状態になり、この繰り返しがストレスの原因になるのだそう。ですから、習慣化できることは習慣化してしまって、「決定すること」を本当に大切なことだけに絞ればストレスも減るのだそうです。
その他にも、「ToDoリストに期限や場所を追加する」「ポジティブな独り言をつぶやく」などの対処法が紹介されていました。
完全に断ち切ることができないならば、上手に付き合っていく。ストレスに対しても、そんな柔軟でしなやかな姿勢で対応できてこその大人の女性なのかもしれません。
[ライフハッカー]
(文/編集部)