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【特撮】故人を偲ぶ会 ~稀代の策略家ウルトラマンベリアル様の歩みを辿る~ 午前の部

2018/02/09 00:11 投稿

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1、はじめに


拝啓 初春の候 敬虔なるフクイデストの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか

我々の偉大なるカリスマであり 全宇宙の支配者たりうる無限の大器 ウルトラマンベリアル様がこの世を去られて早ひと月余りが過ぎてしまいました

皆様におかれましては悲しみで涙の乾く日もなかったこととお察しいたします

かのウルトラの国をも圧倒した偉大なる神の力が敗れ去ったことは 実際にこの目にしました私としましても信じがたい出来事でした

稀代の策略家であり 無二の超越者であったベリアル様はなぜ敗れてしまったのか

この度はその謎に思いを巡らし 来るべきベリアル様奇跡の復活へ望みをつないでいこうと皆様にお集まりいただきたく存じます

ご多忙の中誠に恐縮ではございますがぜひご参会賜りますようご案内申し上げます


敬具


2、偉大なる悪のカリスマの誕生と初めてのウルトラの国挑戦


 かつてのウルトラ大戦争の勝利の立役者でもあるベリアル様が宇宙警備隊初代隊長に任命されなかったことは、ひとえにウルトラ戦士たちのベリアル様への嫉妬心からくる浅はかな決断だったと言えますが、この出来事がなければ偉大なる悪のカリスマは誕生しなかったのだと思うと運命のいたずらを感じざるを得ません。

 光の国から追放された後レイオニクスの力を得たベリアル様は全宇宙を支配すべく行動を開始しましたが、その最初の失敗はかのウルトラマンキングによるものでした。

 最強のウルトラマンとしてすべてを圧倒したベリアル様といえども、公式盤外チートともいえるウルトラマンキングの前では、力押しのみによる征服を考え直さざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。思えばベリアル様の策略家としての目覚めはこの時だったのかもしれません。


3、ベリアル様初めての復活と逆襲のプラズマスパーク奪取


 宇宙牢獄に囚われたベリアル様の解放は全宇宙の悪の待望であり、また必然の出来事であったといえましょう。したがってザラブ星人の一番の功績は何かというと、ベリアル様にギガバトルナイザーという最高の得物を献上したことになるでしょうか。

 ベリアル様愛用のこの武具がのちの戦況にもたらした影響を考えてみれば、この時ザラブ星人がベリアル様御自らの手によってとどめを刺されたことはあるいは最大の誉れであったといえるかもしれません。

 ベリアル様復活!最高の得物を得たベリアル様の快進撃は止まりません。一気にウルトラの国を制圧し、その核たるプラズマスパークタワーのコアをあっという間に奪取しました。ヒュー!

 このまま一気に全宇宙を掌握すべく、ベリアル様が向かったのは怪獣墓場でした。大量の怪獣を復活させ、その大武力でもっていよいよ行動を開始せんとしたベリアル様を阻んだのは、意外な存在でした。


4、因縁の始まり、全てを無に帰す虚空の数


 怪獣墓場に君臨したベリアル様はまさに無敵といってもいい力を既に持っていました。プラズマスパークの残りかすで立ち向かうウルトラ戦士の残党もまるで相手になりません。

 しかし、そんなベリアル様の前に立ちはだかった新たな援軍、それがウルトラマンゼロでした。ウルトラセブンの息子だとか名乗ったその青二才はあまりに若く、それ故にさすがのベリアル様も油断してしまったでしょうか、勢いに任せて一度は膝をついてしまいます。

 おのれゼロこのやろー何様だこいつ…。

 …失礼、しかしさすがはベリアル様、不測の事態にも備えるリスク管理精神はすでにこの時から開花していました。

 ベリアル様は切り札として蓄えた力を解放、怪獣墓場の怪獣たちのエネルギーを取り込み強力な合体形態、ベリュドラとなってウルトラ戦士たちに最後のダメ押しとばかりに攻勢を仕掛けます。しかし、誤算があったとすればその場にいたのはウルトラ戦士だけではなかったというところでしょうか。なんと人間(地球等に大量に生息している取るに足らないちっぽけな生き物です!)の働きによって思いもよらぬ邪魔をされ、結局ウルトラ戦士どもの一斉攻撃によってギガバトルナイザーとともに爆発四散してしまいました…。


5、さらなる強大な力を求めて


 ベリアル様が敗北で得た教訓はその「戦力の少なさ」でした。怪獣墓場のちっぽけな戦力ではウルトラ戦士に対してはむしろ多勢に無勢だったともいえましょう。

 新たな戦力を求めアナザースペースで行動を開始したベリアル様は瞬く間に強大な銀河帝国を築き上げました。その鮮やかな手腕と圧倒的カリスマ性の発揮についてはこのわずかな時間に語るにはあまりに大きすぎるため、断腸の思いですがここでは省略させていただきます。

 強大な戦力を得たベリアル様が次に狙ったのは自身のパワーアップでした。既にすべてを征服できる圧倒的戦力を得ながら、自身を高める精神をも忘れない、その飽くなき向上心にはただただ感服するばかりです。

 ベリアル様が目を付けたのは惑星エスメラルダでした。純度の高いエメラル鉱石でできたこの惑星を利用して、更なる強化を企てたのです。

 か、完璧だ…。隙のない2段構えの計画、これでウルトラの国もイチコロだぜ!


6、またお前かウルトラマンゼロ


 そんなベリアル様の前に立ちふさがったのがまたもかの憎きウルトラマンゼロです。身の程知らずにも程がありますね。

 しかしさすがはベリアル様、ゼロの若さに任せた特攻も今度は通用しません。何やらこそこそと仲間を集めていたゼロでしたが、集めたエメラル鉱石によりパワーアップしたアークベリアル様の前では塵にも等しい抵抗でした。

 入念な準備と計画がついに実を結ぼうとしたその時、悲劇が起きました。どこからともなく出現したバラージの盾?だか何だかよくわからないものによってゼロが謎のパワーアップ。後に「ウルティメイトイージス」と呼ばれるその謎チートアイテムによる攻撃で逆転敗北を喫してしまいました…。さらに同時刻、銀河帝国の軍勢が侵攻していた光の国においてもウルトラマンキングの介入により敗北の知らせが届きました。

 は?勝ってただろどうみても…。ク〇ゲーにも程がある…。


7、ゼロが邪魔ならゼロになればいいじゃない!


 三度目の正直、カイザーダークネスとして復活したベリアル様にもはや隙はありません。戦力も数ではなく質に重きを置きダークネスファイブと呼ばれる精鋭部隊を率い、目の上のたんこぶ、ウルトラマンゼロに三度決戦を挑みます。

 今まで奇跡のような偶然によって辛くも生きながらえてきたウルトラマンゼロでしたが、その悪運も自身の肉体が奪われてはどうしようもありません。やられたふりをしてゼロの乗っ取りに成功したベリアル様は、ちっぽけなゼロの仲間を軽々蹴散らし、今度こそ宇宙に覇道を響かせんとしました。


8、チートってさ、よくないと思うんだ


 ウルトラマンゼロがなぜ肉体の主導権を取り戻し、ベリアル様を退けることができたのかについては諸説ありますが、起きた事実だけを確認するなら、まるで時間が逆行したようにゼロの仲間が蘇ったり傍目には信じられない出来事が起きたようです。

 まーたゼロのチートかよ、萎えるわ。

 戦力・戦略・戦術全てにおいて如才ない構築を行っていたベリアル様がこんな運命の気まぐれで敗北するとは、まったく世の中やってられませんね。


9、不屈の戦士、ウルトラマンベリアル様


 こんな納得のいかない敗北を繰り返しながらもベリアル様は勝利への努力を惜しみませんでした。なんという不屈の精神、あきらめない心がいかに大切かを私たちに教えてくれます。偉大なる指導者に我々も続かなければなりませんね。

 ベリアル様は新たな配下としてストルム星人を加えました。弱小種族ではありましたが、ストルム器官と呼ばれる特異な性質を持っていることに注目されたのは正に慧眼といえましょう。

 また、そのストルム星人の青年は滅びゆく故郷の惑星で出会ったベリアル様に心酔しており、忠実な部下となりました。彼の働きがこの後の戦況において重要な役割を果たしてゆくことになったのです…。



…さてここで一旦昼の休憩をはさみまして、午後あらためて再開をしたいと思います。お疲れ様でございました。


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