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天体のメソッド 第7話「私のなくしたもの」

2014/11/22 20:06 投稿

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第7話のあらすじ
◆:乃々香・柚季・こはる側の話
★:ノエル・湊太側の話

◆★怪獣さん(キリゴンの顔出し看板)の腕を折ってしまったノエル。こはるからは「大丈夫」と言われるが、今にも泣きそう。
◆乃々香・柚季・こはるの3人は乃々香パパに車で駅まで送ってもらい、電車に乗って出かける。
★ノエルは怪獣さんを「治療」しようとするも、逆にお腹から真っ二つに割るという致命傷を負わせてしまう。陰から見ていた湊太は、ふざけて怪獣に声を当てて「痛いよー」などと言い、ノエルを泣かせてしまった。
◆乗換駅のホームでお弁当を食べ始める3人。昔みんなでお弁当を持ち寄った事を懐かしく話すが、こはるはどこか心配そうな顔をする乃々香に気づいた。
★怪獣さんを心配するノエル。湊太は「何とかする」と宣言し、看板を直し始める。
★何でこはる達について行かなかったか聞く湊太に、ノエルは「遠くだと、円盤が見えないから」と答えた。
◆花屋に寄ってからバスに乗車した3人。到着したのは様々なオブジェがある広大な霊園だった。
◆迷いつつも目的の区画に到着。水を汲む乃々香に、こはるは「心配事があるの?」と尋ねる。乃々香は7年前、お母さんの治療のために東京へ引っ越したこと、しかし亡くなってしまったことについて話し始めた。
◆乃々香は母親との思い出が最初から全部無かったと自分に言い聞かせることで、お母さんを失った痛みを忘れることができた。しかし、それと一緒に霧弥湖町での柚季やこはる達の事をも忘れてしまっていた。
◆「お母さんの事、大切な友達の事を忘れ、汐音を傷つけてしまった自分を許してくれない」とお母さんの墓前に行くのをためらう乃々香を、「ちゃんと向き合う覚悟ができたからここにいるって事でしょ?」と柚季とこはるは励ます。
◆もう少し時間が欲しいと言う乃々香。柚季とこはるが先に墓前に行くと、一人墓参りをしていた汐音がいた。「乃々香と昔みたいに話をしてみたら?」と伝えるものの、汐音はそのまま立ち去ってしまった。
◆入れ違いで来た乃々香は、まだいるか分からない汐音に向かって「今夜みんなで湖に集まって星を見るから、汐音も一緒に」と叫ぶ。それから、汐音と友達になるきっかけをお母さんがくれたことを柚季とこはるに語り出す。
★怪獣を「治療」した湊太は、この看板は幼少の頃にこはるから頼まれて柚季と湊太で作ったとノエルに明かす。
◆墓前に来てもお母さんが自分を許してくれるのか自信を持てない乃々香。柚季とこはるに「お母さんも今の乃々香の笑顔が見たいはず」と背中を押され、ようやく母親に語りかけ始める。
◆父親から託された誕生日プレゼントを見せ、最後は笑顔で「ありがとう」とお母さんに伝えて乃々香はお墓を後にした。
・霧弥湖畔で一人ベンチに座る汐音。無意識に鼻歌を歌っていたことに気づいてハッとする。それは乃々香の母親が歌っていた曲。
◆★霧弥湖町に戻ってきた3人。乃々香はすぐに湖畔へと走り出す。柚季とこはるは一旦しいはら本舗へ。そこにはお世辞にもうまく直ったとは言えないキリゴンの姿。しかし、こはるは「こういうのも悪くないかも」と言う。驚く柚季に対し、こはるは「私が言うんだからいいでしょ?だって私は看板娘なんだから」
(7年前の回想)乃々香と汐音は乃々香のお母さんと一緒に星を眺め、「流星群が来たときは一緒に見ようね」と約束をしていた。
◆★湖畔に着いた乃々香だが、汐音の姿を見つけることはできなかった。しかし、ノエルは汐音から乃々香への伝言を預かっているという。「一緒に流星群を見たかった」と。

考察のようなもの
第7話では乃々香の心の闇が明かされました。そして、柚季とこはるの力を借りて、それを乗り越えることができた回でした。
2話~5話での柚季の話と比べると、シンプルで分かりやすい話ではなかったでしょうか。

  
乃々香は基本的に明るく前向きな性格でありながら、どこか陰を感じさせるキャラです。その理由がやはり、幼少期に直面したお母さんの死でした。
お母さんが突然いなくなった事を受け入れられなかった乃々香。そもそもお母さんとの思い出なんて無かったんだと自分に言い聞かせることで、自分の心を守る選択をしました。(ちなみに柚季の場合は「全部円盤のせい」にして心を守った)
  
しかしお母さんの記憶と、霧弥湖町での思い出は不可分。汐音との出会いもお母さんがきっかけを作ってくれたものでしたが、そんな思い出もろとも封印する事になってしまいました。霧弥湖町から遠く離れた地で長い間暮らしていた事も、忘却を助長したのでしょう。
(もしかすると、霧弥湖町に戻ると母親の事を思い出して辛いだろうという、父・修一の配慮もあったのでしょうか。そして、「そろそろ過去と向かい合える時期だろう」と、このタイミングで引っ越してきたのかもしれません)
乃々香の記憶喪失っぷりには不自然さが否めませんでしたが、むしろそれが伏線だったようです

  
7年ぶりに霧弥湖町に戻り、かつての友達とも再会したことで、思い出を少しずつ取り戻していった乃々香。しかし、それと共に「大切なものを全部忘れていた」という罪悪感に苛まれていったのでしょう。その事で友達も傷つけてしまったと。
  
一方で柚季とこはるからしてみれば、乃々香はいつも友達のためを思って明るく振る舞い、一生懸命行動し、みんなを笑顔にしてくれる子。それは霧弥湖町に帰ってきた後の乃々香も、記憶の中の彼女も全く変わらない。お母さんとの約束(恐らく「どんな時も”にっこり”でいること」とか、そんな感じ?)やかつての思い出を本当に大切にしていることが伝わってくる。
だから、「笑顔でお母さんに会ってほしい」と心から乃々香を応援していたのだと思います。
  
こうして2人の力を借りて、最後には笑顔で「ありがとう」とお母さんに伝えたました。この時、乃々香は自分で作ってしまった7年間の空白を埋め、新しい一歩を踏み出すことが出来たのでしょう。

  
乃々香の過去の回想から、汐音が乃々香を許せない理由も明かされました。こちらは「一緒に流星群を見よう」という約束を反故にされたことが原因だったようです。
しかし、それだけでは説明のつかない現在の汐音です。中学生にして1人暮らしをしてまで霧弥湖町を離れている理由、幼少期からの性格の豹変など、極端さが際立っています。まだ明かされていない過去のエピソードがありそうで、一筋縄にはいきそうにありません。

ただ、今回の汐音はずっとヘッドホンをしていませんでした。これは、自分の世界に閉じこもろうとすることをやめ、心を開き始めたことの現れなのかもしれません。
墓参りから帰ってベンチで待つ汐音は、もう一度乃々香が声をかけてくれることを期待していました。7年前と同じように。
あと一歩という感じもします。

【伏線と謎】
  • 「円盤が見えないから」街の外に出られないというノエル。円盤との具体的な関係性は未だ不明。
  • みんなで円盤を呼んだのに、7年前に乃々香以外がノエルと接触した形跡はここまで一切なし。どういうこと?
  • 回想中の乃々香ママの「にっこり」というワードが印象的。この言葉は5話でノエルも柚季に対して使っている。この一致には意味がある?

その他諸々
お墓参りのルートを検証してみた
モデルになっている場所をつないでみた場合、とんでもない移動距離になりますw

①霧弥湖温泉(=洞爺湖温泉)→北美駅(=札幌駅)
100km、車で2時間半くらい。
 
 (C)Yahoo Japan,(C)OPeNBooK

②北美駅→豊野駅(=豊浦駅)
170km、JRの特急+鈍行で2時間半くらい。
何故か市営地下鉄の改札から入ってました。(ちなみに④に書いたように、霊園に行くなら本来は地下鉄に乗るのが正解です)
 
 (C)Yahoo Japan,(C)OPeNBooK

③豊野駅→幌美内駅(=豊浜駅)
電車で行った設定になってたので・・・
新幹線+特急+鈍行で1,830km、14時間(^_^;)
 
 (C)Yahoo Japan,(C)OPeNBooK
唐突に出てきた香川県の豊浜駅ですが、隣の駅は観音寺駅。
実はその観音寺天メソと同じ今期のオリジナルアニメ、『結城友奈は勇者である』の舞台モデルになっています。
これは偶然なのでしょうか?

④幌美内駅→幌美内大滝霊園(=真駒内滝野霊園)
路線バスに乗って行った設定なので・・・
陸路(一般道)+青函フェリーで1,610km、40時間(^_^;;)
ただし、幌美内駅の地名としてのモデルは、札幌市南区の地下鉄真駒内駅だと思われます。そこからなら実際にバスが出ていて、20分程で霊園に到着します。
  
 (C)Yahoo Japan,(C)OPeNBooK           (C)Yahoo Japan,(C)OPeNBooK

天体のメソッドでは、実在の建物や地名をモチーフにしているけど現実の位置関係とは違う、というパターンが多いようです。

今週は泣きノエル
「怪獣さんが病気になっちゃったぁ※それ、怪我だよ
  
「いらっしゃいませ~」
 
どうあがいてもかわいいんじゃぁ^~

特殊ED「ホシノカケラ」

乃々香とノエルの鼻歌の曲だと気付いて鳥肌。
しかし、本編終了後にすかさず円盤(イメージアルバム)のCMが入る商売っ気の強さはいただけなかったw

当ページでは著作権法第32条に基づきアニメ画像を『天体のメソッド 第7話「私のなくしたもの」』より引用しています。
また、地図画像は『Yahoo!地図』より引用しています。
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